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新たな挑戦(『歩き続ける歌の道』を拝見して)


10月3日に神戸国際会館で開かれた氷川きよし『歩き続ける歌の道』を拝見してきました。ここでは、無料公開記事には書ないような踏み込んだ解説と音楽評論家としての個人的見解について書いています。

今回のライブは春に行われる筈だったものが延期されての日程で、私自身は今季のツアーにスケジュール的に拝見する予定がなかったところを、思いもかけず、ファンの方からチケットを譲って頂き、拝見させて頂いたものです。
有料記事にするのは、過去に氷川さんに関して踏み込んだ記事を書いた折にアンチコメントを送ってこられたファンの方がいて、そういうものを避ける為に対価を払っても音楽評論家としての見解を読みたいと思う人だけに提供するものです。私自身が8年という長い歳月、ほぼ活動出来なかった歌手のファンであった経験から、実際に自分の好きな歌手が活動休止状態になった時の虚無感や無力感を経験してきました。いつ戻るともわからない歌手を待ち続けるのは並大抵ではなく、歌手自身もどういう気持ちをファンに対して持つのかということも業界側にいる今は理解できるものもあり、そういうものを踏まえて記事を書かせて頂くために、限られた方だけに提供するものです。歌手の置かれている立場や業界のことなど踏み込んだ上で、ファンの方やさらには氷川さんご自身の力になればというスタンスで書かせて頂きました。(記事は5600字を越えました)


自分の本音を語った2019年のバースデーコンサート

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