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氷川きよしからKiinaへ イメージ脱却への転換点と独立というキーワード

活動休止中のKiinaさんは、以前から独立問題が囁かれていました。その問題は、氷川きよしからKiinaへのイメージ転換によって、さらに今後、アーティストとしてどのような環境を選んでいくのかということは、重要な問題になってくると思います。
なぜなら、アーティストKiinaの活躍するステージと演歌歌手氷川きよしの活躍するステージは明らかに違うからです。
アーティストKiinaとして大きく羽ばたいていくには、過去の功績や慣習を脱ぎ捨て、新たにKiinaとして一から作り上げていく必要があるでしょう。
無期限活動休止の期間というものは、一種のクーリングオフ期間とも考えられ、20年、多くの人が演歌歌手氷川きよしに抱いてきたイメージを一旦終了し、新たにアーティストKiinaとして再出発するのに必要な期間であったりもすることが考えられます。
デビュー当初からのイメージを脱却するには、ある程度の時間が必要であり、多くのファンやリスナーがその記憶を完全に過去のものにしてしまう時間が必要なのかもしれません。

今回は、活動休止と共に歌手が必ず一度は考えるであろう「独立」ということに焦点を当てて考えてみたいと思います。
私自身の基本的な考えに、「音楽は自由、音楽をする人も自由」という考えがあります。
これは、本来、芸術というものは、自由な環境の中でこそ、その才能が発揮出来るものであり、アーティストと事務所は常に対等な関係であるのが望ましいという持論があります。
政治的制約や干渉、又、金銭的な束縛というものは、芸能活動につきものですが、それらが加えられる限り、アーティストの才能は十分に発揮出来ないと感じていますので、優れた才能を持つ人、自分軸というものをしっかり持つアーティストは独立するのが望ましいと考えます。
仮に事務所に所属する場合でも、あくまでもマネージメント業務だけを請け負って貰う関係が望ましく、活動や発言を制限されるのは好ましくないと考えます。
アーティストは、一代芸であり、個人の権利が保障される中で活動をすべきものと考えているからです。
しかし、現実は、アーティストが優秀であればるほど、独立は非常に難しくなります。
私がこの数年、氷川きよしという歌手の活動の方向性を拝見しながら、感じたことを記事にしてみました。
あくまでも私見ですから、ファンの方々の意見とは異なるかもしれません。
それを納得の上で読みたい方だけに提供します。

氷川きよしからKiinaへの転換点と事務所との確執


※注 記事では敬称を略しています。Kiinaさんの場合、第三人称である彼、彼女での記事の進め方が難しい為、名称をそのまま使用しています。

氷川きよしことKiinaが、自分のありのままの心の状態で新しい自分の姿を見せ始めて4年近くが経ちました。現在は無期限活動休止中であり、動向は一切表面化していませんが、独立問題について協議中であると漏れ聞いています。
何がKiinaの独立を阻んでいるのか、ファンの方なら十分に承知の問題を私なりに考えてみました(ファンの方の情報収集力は私達専門家を勝るものがありますので、あくまでも私が知っている情報から独自の視点でこの問題について書いていますので、その点は了解をお願いします)

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