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お子様ランチ

8月くらいまで温めておこうと思ってたネタを前から少しづつ小出しにしちゃってたしもう出しちゃおうというクソな考えです。

ま、タイトルと写真からもわかる通り。はい。お子様ランチです。
このお子様ランチ、僕の18歳の誕生日の昼ごはんなんですね。ちなみにその当時の僕は一日一食ゼリーを食べるのが精一杯なくらいには衰弱しきってたのでお子様ランチにも関わらず食べきれませんでした…(残飯処理をさせてしまって申し訳ない。すまん。元彼…)

で、なんで誕生日にお子様ランチを食べたのかって話ですね。簡単なことです。ほかの店だと小学生以下しか食べれなかったのにここでは年齢制限なしで食べれたからです。

いわば、永遠にお子様なんですよ

とにかく歳をとることへの恐怖が誰よりもあるのと、小さい頃にお子様ランチを食べたことがなくてその憧れが永久に募って誕生日にお子様ランチが食べれたことがたまらなく嬉しかった記憶があります。

僕の中で
年齢を重ねるってことは自分を偽ることで
年齢を重ねるってことは狂気的な無邪気を他人に魅せることで
ずっと少年だった僕は永久の少女になることで女性という社会から逃げて
少女の夢であるお子様ランチをずっと嬉しく思う必要があったけれど
ある意味あの日、僕は本物の少女に擬態できたような、年齢の恐怖から一瞬解放されたんですね

少しだけ話はずれるかもだが、小学校の卒業式のことを話そうかなって思います

あの時の感覚を未だに僕は忘れられない

卒業式前に永久に吐いて吐いて胃が空っぽの中、歩く度に帯びが緩みながら車に乗せられて、長い間慣れ親しんだ家ではなく、4月からかよう中学校の近くの現在の家に帰る途中

ほかの子達が親と楽しそうにしてる中を車で通り抜けて
ほんとに漠然と生きることへの執着が消えた感覚があって
何故かあの時僕は、あと6年で終わりかって思ったんですよ
つまりは、18で自分の人生は終わるんだなって何故か悟っていたんですね

僕の人生は本来お子様ランチを食べたあの日で終わるべきだった
終わらせるべきだったと未だに心に残ってるんですね

だからこそ、19になる今年

もし19になったら、あの時の僕に嘘をつくことになる

何故かそれがたまらなく怖い

今までとは違う。歳を重ねることへの恐怖がある。

お子様ランチを食べたあの日。僕がほんとに永遠の少女になれていたらこんなに苦しまずに済んだのに。

永遠の子供でいられるお子様ランチ
そんな呪い的な幼い狂気を僕は今でも探してる

今年、19という裏切りの歳を過ごさないために


っていうようなただのメンヘラの戯言でした。
誕生日来て欲しくねぇぇぇぇぇぇぇ

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