本嫌いだけど完読した #2

皆さんこんにちは。

私は本が苦手です。

唐突で申し訳ないのですが、本が苦手なのです。

生涯読んだ本は指で数えられるほどと言っても過言ではありません。

語彙力のなさは本嫌いから来たのかもしれませんね。(責任転嫁)


そんな私、、

なんと一日で本を読み切りました!!

本当に驚きです。

苦もなくスラスラとテンポよく読むことが出来ました。


ここまで本のタイトルを言っていなかったので言いますね

その本は

湊かなえさん著作の告白です


面白いの一言で片付けてしまうのは勿体ないですね。

皆さん知っている方もいらっしゃると思いますが、10年(?)ほど前に映画化されていたようです。

なぜこの本を読もうかと思ったかと言うと、以前から湊かなえさんの名前を知っていたというのと

SNSでおすすめしているのを多々見掛けたからです。

SNSでおすすめされているものってなんだか魅力を感じてしまいませんか?

自由に感想を載せられるという点でやはりテレビより信ぴょう性が高く見えてしまいます。


さて、告白を読んでの感想なのですが本嫌いの感想なので本好きの方からは「??」と思われてしまうかもしれませんがご了承ください。(ネタバレ要素含むと思ったためあらすじは書きません)


まず、視点が章ごとに変わっていくことです。

普通の小説は大体主人公視点が大半を占めていると思うのですが、この小説は章ごとに人物の視点が変わります。

もちろん犯人の視点も見れるのです。

犯人視点から感じられる焦り、喜び、苦しみ、悲しみ

被害者視点から感じられる悲しみ、恨み

気持ちが揺さぶられます。


次に、テンポ感の良さです。

私自身本に苦手意識を感じる理由に、あまり文章が入ってこないことにあります。

しかしこの小説はテンポ感がよくいつの間にかページが進んでいました。

一日で完読できたのもテンポ感が良かったことにあると思います。


最後に、現実味が強いことです。

私があまりファンタジーを得意にしていないこともあるのですが、この小説は心情といい事実といいフィクションなのですが全てリアリティがあります。人間の汚い部分が多く書かれています。

想像ができやすいため小説に感情移入しやすかったです。


もしもこの本を読んでいない方がいたらとてもおすすめしたいです。

人気の理由がわかりました。


もしおすすめの本があったら教えてくれるとありがたいです。