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上野 ブラッスリーレカンで真ん中のコースを食べた

「フレンチのコースって量少なくて全然お腹いっぱいにならないじゃん」

という話を耳にした事ありませんか。
フレンチのイメージというと……
「量が少ない」「小出しにしてくる」
全然そんな事はなく、むしろ多い!ちょっと品数少ないくらいのコースで充分だったよ!という話をします。

今回行ったお店

上野で展覧会を見た後にちょうど良い、どこか静かでご飯が美味しいところありませんかと、Twitterで聞いた所教えていただいたのが、銀座にあるフレンチのお店「レカン/Le’crin」の姉妹店。上野駅直結のアトレの中にあります。
手前に「のもの」「シュガーバターの木」があるのでそれを目印に。手前がカフェ、奥がブラッスリーという変わったお店の作りです。間違ってカフェに入りそうになった。口コミサイトで散々「手前はカフェなので間違わないように」と書いてあったのに。

元々は上野駅の貴賓室だった所を改装したお店で、高い天井や鏡張り、大理石を多用したアール・デコ様式のクラシックな雰囲気が素敵です。
「ブラッスリー」と店名についているので歩きやすいブーツで行ってしまい、店内をチラ見して服装が大丈夫か焦りました。
でも普通に入れてくれたし、店内に居たお客さんも同じくらいカジュアルだったので一安心。男性はジャケット、女性はカットソー素材以外のワンピースくらいは着て行ったほうが焦らなくて良いかも。カチッとし過ぎてもダメだし、かと言ってビストロ(いわゆる居酒屋っぽい雰囲気の店)くらいカジュアルでもない、絶妙に難しいお店だった。元貴賓室っていうところがそうさせるんだろうな。

今回食べたコース

ランチのBコース4000円
肉料理は1500円追加で黒毛和牛の頬肉赤ワイン煮込みに変更できます。

タコとパプリカのサラダ仕立て ガリシア風

まわりにはマヨネーズのターメリックソース。なんかピリッとした辛さがサラダ自体についていた。うまし。

マトウダイのポワレ ブイヤベースのソース

ブイヤベースのソースがナスに染み込んでいてナスをおかわりしたかった。パンは硬めのバゲット。バゲット美味しいよね。バゲット大好き。ソースがもったいないからバゲットで拭って食べちゃう。お魚もふんわり、皮がカリカリでとても良かった。

国産牛のハンバーグ

マッシュポテトがやたら美味しい。多分チーズが入っている。あとソースが美味しかったのでパンをおかわりした。ハンバーグは肉厚で、脂っこく無くて美味しかった。

アメリカンチェリーのクラフティ

ようするにチェリータルト。ミルクアイスとの相性抜群。紅茶も美味しゅうございました。

焼き魚弁当にハンバーグがついてきた。さらにおやつまで出された。

パンをおかわりしている。おにぎり2個分くらい食べた感じ。
でもみんな、コース料理だと大体パンを一切れくらいおかわりしませんか…?
おにぎり2個に、焼き魚。ポテサラも食べた。さらにハンバーグ。おやつもついている。
わんぱく弁当にも程がある。
一体これのどこが少ないのか。
しかもこれはフルコースではない。
フルコースじゃなくてこれ。
フルコースだとこれにあとスープやら何やらで合計7品〜10品前後(厳格にやると13品出るらしい)
巷でよく耳にする「フレンチのコースは腹がふくれない」って何の話なんだろうな……
と思いながら、夜小腹が空いた時のためにみはしであんみつを買って帰った。

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