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あ、危ないからやめて…!?

5歳のさーちゃんは、わが家の末っ子で、ついつい小さな子ども扱いしてしまう。

運動不足を解消すべく、さーちゃんとお兄ちゃんのひーくんと私の3人で、マンションの15階まで散歩する。

15階まで辿り着き、帰りの階段の下り、

ひーくんが
「よし!2段とばしでジャンプだ!」

と言って、階段の最後の2段をジャンプで飛び越えた。さすがは小3ひーくん。

それを見ていた5歳のさーちゃんは、
「さーちゃんも!」

と、最後の一段をジャンプした。

まだ100センチほどしかない身長でも、一段なら大丈夫そうだ。

安心して、さーちゃんのジャンプを眺めていると

「じゃあ、つきは2だんー!!」と、ひーくんと同じ2段飛びを宣言。

え、ちょっと待って危ないよ…!と言う間もなく、

ぴょーん!!

とさーちゃんは飛んだ。

そして、見事に着地。2段飛ばしを成功てしまった。


おぉ、もう、そんなにジャンプできるようになってたんだ!と心臓がドキドキ。

わが家の末っ子とはいえ、そういえばもう年長さん。来年は小学生なんだから、できてもおかしくないのかも。

知らないうちではないけれど、着実に大きくなってるんだね。


私が驚く横で、

「じゃあ、3だーん!!」

と、ひーくんが軽々と3段飛ばしで着地した。


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