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いろ衣都つむぎ ~神さまはいますか~

わたしは毎月1日に、北海道神宮を参拝しています。
3月は体調が悪くて参拝に行けず、4月も15日になってやっと行けたので、必ず1日に行っているわけではないのですが。
それでも、月に1度は参拝して、自分の気持ちを整えます。
参拝するのは、神さまに感謝を伝えるためです。
なにかを願ったことはありません。今月も無事に暮らせました、ありがとうございます、と静かに伝えます。
ご利益なんて、現世的なものは、持ちこみません。
そして、ほんとうのところ、神社に神さまがいるとも信じてはいないのです。
神さまの存在を、わたしは信じています。でも、神さまはいったいどこにいるのでしょう。
その存在は実証できないし、そんなのいない、と言われれば、それも正しいのだろうと思います。
わたしは、いてもいなくても、どっちでもいいんです。
ただ、わたしは静かに瞑想するときなど、神さまを感じます。
わたしを芯から支えてくれるものとして、神さまを愛します。
宗教のはいる隙はありません。
宗教は苦手です。押しつけがましいから。これ一つが正しいといって、譲らないから。
それに宗教を信じている人がすべて神さまを愛しているわけでもないので、言っていることと、していることがちがう人が多いという印象もあります。
わたしは自由に神さまを愛します。
神さまの愛は人間の愛とはちがいますから、いつでもわたしに都合がいいことをなさるわけではありません。ただ、大きく見れば、神さまはわたしに試練も与えたけれど、ちゃんと幸せにさせてくださいました。それには、わたしの努力もあったにせよ、神さまが力になってくださったと思えるのです。
神さまはきっと、わたしのなかにいるのです。
だけど、それでは、わかりにくいし、目に見えるかたちに整えるため、わたしは、神宮を参拝します。
参拝の後は、きれいな気持ちになっています。

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