いろ衣都つむぎ　～押し入れのなかのわたし～

火曜日はお休みなので、押し入れのなかを整理することにしました。
ふとん類のところからは、40リットルのごみ袋いっぱいのいらないものが出てきました。
そして、わたしの趣味のものの棚からは、６箱ほどの裁縫用の生地、３箱ほどの毛糸、手芸用品が１箱、と、もう、これをすべて使いきるには、残りの人生が３倍ほどの長さがないとだめだなーと見ていました。
バッグやポーチなどの手作り品をつくるのが好きで、その材料がたくさんあるのです。でも、いまは、絵を描くことで手一杯ですので、お裁縫はやっていません。編み物もです。
でも、いまはやれないとはいえ、つくるのは好きなので、生地を見つめ、自分がこういうことが好きで、やってきたのだと、すごくよくわかりました。
これを必要としていたのがわたしなのです。
わたしという人間の一部にしかすぎないけど、ここにあるのは、たしかにわたしなのだと思いました。
これが上の段。
下の段には、スケッチブックがたくさんあるはずなのです。
押し入れには仕舞ってあるものは、その人を現わすんだと思います。
自分がなにものか、見失ったら、押し入れを含む部屋の片づけをしてみるといいかもしれません。
自分に必要なものや、忘れていた自分が発見できるかもしれません。

これから、布を使って絵を描こうかと思っています。
たくさんの生地たちが役立ってくれるでしょう。