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LEONIEとマイレオニーの旅 27

私の映画を応援してくれる方々との交流は、最初の映画『ユキエ』のときからで、映画の完成後上映会で全国を歩くうち親しくなった皆さんと、アメリカ・ルイジアナ州バトンルージュのロケ地やニューヨークの旅をして、私自身も現地のクルーたちと嬉しい再会を果たすことができたのだった。

それが『レオニー』では、マイレオニーの皆さんがアメリカロケの最中に陣中見舞いでニューオリンズまで来てくださった。今回からは、日米にまたがり何度もしてくれたロケ地見学ツアーで皆さんが撮った楽しい写真の数々で、『レオニー』の映画づくりのもう一つの裏側を楽しんでいただきたい。

ニューオリンズとニューヨークの旅

2009年5月3日〜10日までの一週間。あの時はSARSが流行り始めていて、もしかしたらツアーは中止になるかもしれないと聞いていたのに、勇気ある11人のマイレオニーがマスクもつけず、果敢に成田を飛び立ってくれたのだった。

SARSも吹き飛ばして元気に出発
長時間のフライトも何のその、笑顔でニューオリンズ空港に到着

シャトルに乗っていよいよロケ現場に向かう
到着ロビーでは巨大な牛のオブジェがお出迎え
ロケ地に着いて会長の斉藤さんと松井、再会の抱擁
飛び出した名言「あ、監督がほんとに監督してる!」
皆んな、現場で働く監督の姿を見るのは初めてだったのです
英語が堪能な松本さんが早速主演女優にご挨拶
「やっとこの時が来たのね〜」遠くから眺める大居さんの目も潤んでます
「馬もホンモノだわ」
マーケットのロケセット
やっと最初のロケ地の撮影が終わって記念写真
翌日はアシスタントプロデューサーの藤原さんがスタッフルームを案内してくれました
衣裳部屋ではプロダクションデザイナーのアギー・ロジャースさんが歓迎してくれて
「俺たち、すごい所に居るんだぜ」
今日のロケセットは狭くて中に入れずモニターで見ることに
福澤さんも撮影を終えて出てきたエミリーとやっとボディー・コミュニケーション
どんな場所でも記念撮影が大事です
ロケ見学ツアーが終わった今日はいよいよニューオリンズ観光
陽の高いうちからビールで乾杯!も旅ならでは
5月といえどニューオリンズはもう夏真っ盛り
「何処を撮っても絵になるわねぇ!」
歩くたびに買い物の荷物が増えていきます
「ねえねえ、これで一人分だって!信じられる?」
陽が落ちればいよいよフレンチ・クオーターも活気づきます
夕食はケイジャン料理の定番ザリガニをたらふくいただいて
ストリートの少年たちともすぐに仲良くなって
「さ、今日はとことん飲みましょう!」と酒豪揃いのマイレオニー
なになに、フレンチ・クオーターの夜はこれからですぞ
仕事の後に合流した藤原さんは少々お疲れ気味?「だめ。まだまだ行くわよ!」と斉藤さん
ニューオリンズ最後の夜はお土産のレオニーTシャツを手に最後の晩餐
そしてやってきた憧れのニューヨーク!
グランドゼロの近くでイサムノグチのレッド・キューブを見て
庭園美術館でも沢山の彫刻を見て
レリーフを見るためにAP通信のビルを訪ね
CHASE MANHATTAN銀行の沈床園を訪ね…ととことんイサム・ノグチ三昧の旅なのでした

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