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子育てと働くの共存を考える ①ミーティング始めます

「こどもとはたらく オトナリラボ」をスタートして4年目に入る2021年。
この3年間で「子育てと働く」にはどんな変化があったのか?
「子育てと働くの共存」はどうなっていくのか……オトナリラボや当事者だけでなく、非当事者にも接点を用意し、一緒に考えて行く必要があるのでは…?
そんな思いつきで、オンラインミーティングを企画していく事にしました。

こんにちは。オトナリラボ・代表の芳野尚子と申します。
京都・河原町五条の小さな京町家をリノベして「オトナリラボ」という子育てコミュニティー・保育付きコワーキングスペース を運営しています。

「子育てと働く」がデフォルトの今の親御さん&お子さん達に向けて「子育て支援事業」を3年間やって来ました。当事者同士がニーズ&シーズを掛け合わせながら、満足度の高いサービスが出来上がってきたなという感覚がある中、社会における「子育てと働く」ってどうなんだろう? と問い直す機会がありました。

「子育てと働くの共存」ミーティングとは…

「子育てと働く」テーマを、当事者だけで考えるのではなく、非当事者となる単身者・子育て経験の無い人・学生などにも接点を用意することで、思う事・アイデアを交流するオープンな意見交流会です。

「子育てと働く」にある課題観って、当事者本人の中でモヤモヤ考えたり、共感出来るもの同士でモヤモヤをぶつけ合ったりして、何とか受け流す。と言う事をしがちです。
それは、非当事者には共感されないし、理解されなくて逆に悪く言われたり立場が悪くなったりする。と言う事が実際にあったり、予想したりするから。
共感し合える人同士で話し合うことで、その声のボリュームが大きくなって、非当事者の耳に入れば〜…と言う事を実際にわたしも考えてイベント企画して来たりもしました。

でも、それでは何も変わらない。
昨年はコロナ禍でミーティングは全てオンラインになりましたが、逆に良い機会と思ってオンラインコミュニティプロジェクトに複数参加しました。
その中で「保育付きコワーキングスペースやってます」「働くお母さんやお子さんに向けた活動をしています」と説明しても、非当事者はピンと来ない。子どもの居るお父さんであってもぼんやりした反応。
「大変だよねー、奥さんもいつも大変そうにしてたわー」これって何なのか…。

非当事者にはどうせ分からないさ。という話しではなく「子育てについて、子育てと働くについての本当の課題について、それを解決していく必要性について」そういうテーマが自分事として届いていない、ある意味説明不足で、その機会もない。のでは?
「大変そうだ、課題があることは知っているけど、その本質は分からないし手出しできない」と思われているのでは?

当事者の課題観を、非当事者が知る接点を持つ

「子育てと働くって大変らしい」ニュースや社会の流れでそんな印象が漂っているけど、多くの人がその本質である「課題観」を知らないという現状。
まずはその「課題観」がどうして生まれるのか、それを当事者はどう受け止めて、どんな事をして切り抜けてきたのか…そういうストーリーに触れる機会をつくって見たらどうか。

昨年秋から参加している「京都をつなげる30人」というプロジェクトでは「持続可能な働き方」をテーマとしたチームに所属していて、そのメンバーとの会話の中でも、なかなか伝わらない感があったところ、↑このような提案をして見たらちょっとブレイクスルーした雰囲気が生まれた。

そんな流れで「子育てと働くの共存」を考えるミーティングを2021年の活動としようと決めました。
不定期にはなると思いますが、ミーティングのレポートをnoteに書いていきたいと思います。

ミーティングに関心がある!参加してみたい!という方は、ぜひFacebookTwitterでお友達申請くださいませ。人見知りなので一言沿えて頂けると助かります。

引き続き、よろしくお願いします!

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