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緑内障の検査に行ってきました

8月3日月曜日、晴れ。

今日は眼科に行ってきた。前に検診で緑内障の疑いがあると言われて、今日はその定期健診だった。

緑内障は視野が狭くなっていく病気で、特別珍しいものではないらしい。薬で進行を遅らせることもできるけど、最悪の場合失明することもあるそうで、定期的に検査をする必要があるのだという。

検査は視野の欠損を調べるというもの。片目ずつ、箱型の機械をのぞき込んで中心にある点に視点を固定させる。その点のまわりでランダムに光が点滅するので、それが見えたらボタンを押して反応する。

前回は左目に反応が薄い(見えていない)エリアが3か所ほどあって、それが広がっていないか心配だったけど、今回の検査では1カ所に減っていたので、ホッとひと安心。眼科の先生も「これなら薬は処方しなくてよさそうですね」と言ってくれた。よかったー。できることなら薬には頼りたくないからね。

前回の検査で緑内障の疑いありと言われてから、いろいろと私なりにできることをした。両眼視用のメガネを新しく作って、コンタクトをしていない時間や裸眼でいる時間を増やしてみたり。

アイボディ(目の使い方トレーニング)の効果もあったのかもしれない。検査のときは教わった目の使い方をかなり意識して、機械の中で点滅する光を、ゆったりと視野を広くして、後頭部で受け取るようにした。私の実感としては、ギュッと目を凝らして探すような目の使い方だと、かえって視野が狭くなるように思ったから。

アイボディは治療を目的としたものではないけど、自分がどんなふうに目を使っているのかを意識できるようになると、目を酷使することが減ってくるので、結果的に目が良くなることはあると思う。

そうは言っても、長年の目の使い方を変えるのは大変。私の場合、活字中毒みたいなところがあって、活字を見ると条件反射で視野を狭めて細かい字を読みに行ってしまう。ホント、変な生き物だと思う。

それを変えるには、コツコツと新しい習慣を作っていくしかない。この前、痛めていた足の爪がポロンとはがれたんだけど、はがれた爪の下にはちゃんと新しい爪が育っていた。古い爪は新しい爪がで育つまでそこにいて、役割を終えた時に自然とはがれたのね。

習慣もきっと、こういうもの。コツコツと新しい習慣を積み重ねて、それが十分に育ったところで、古いものが自然に消えてなくなるんだと思っている。

そう思うと、無理に自分を変えようとしなくてもいいということ。それをカラダが一番よく知っている。すぐに効果の出ないトレーニングでも、教わったことをすぐに忘れてしまっても、足の爪が伸びるような気の長さで、いい体験を積み重ねていくことが大事なんだね。これからもアイボディのトレーニングをコツコツ頑張ろうと思えたよ。

今日の夕空。雲の上、青空がほんのり茜色に染まっている。

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