週刊『北欧家具hisagu』 Vol. 373
茨城県つくば市の北欧家具hisaguです。
今週からnoteでブログを書いてみようと思います。
過去のブログはAmebloからご覧いただけます。
今週はとても過ごしやすい気温でしたね。
店内のベースにはファーガスの紅葉やパンパスグラスを生けたりと、秋が深まっている感じはしませんが、、秋支度を始めています。
今週はHans J. Wegner『Side Table "JH566"』をウェブサイトに掲載しました。ウェグナーが1950年代にデザインしたものです。
シンプルなサイドテーブルと思いきや天板下にあるレールを横から引き出すと収納されたトレイが出てきます。
トレイはキッチンでコーヒーなどを淹れたカップを持ってくるのに活用できますが、トレイ裏にある4つのポッチをレールにあるくぼみに嵌め込むことで、
トレイとレールを固定でき、幅67cmの天板が97cmに拡張でき、とても機能的です。
下部の天板裏側にはヨハネスハンセン社の焼印があり、こちらの個体は1950年代のものだと推測できます。
50年代のヨハネスハンセン社で使用される木材は樹齢が長く質の良いものが使われていることが特徴で、天板に使用されているチーク材は目が詰まった良材が使われています。
トレイに使用されているチーク材の杢目もとても表情豊かです。
イージーチェアの脇に置いてティータイムを楽しむのもおすすめです。
是非店頭にてお試しいただければと思います。
試しに置いてみたノバラの実。
花台としても使い勝手が良さそうです。
先週から行っていたハンスウェグナーのザ・チェアのメンテナンスは、オイルを塗り重ねて完了しました。
チーク材の深い色味がとても素晴らしいです。
重い腰を上げてハンス・ウェグナーのソファ”GE236”の木部メンテナンスを始めました。
肘掛け部分を取り外し、背もたれのラダー部分も取り外して運びやすくします。
お店から台車を使ってメンテナンス場所までガラガラと運びます。
メンテナンスのスペースが広くなったので、幅210cmほどの”GE236”も室内でメンテナンスできるようになりました。
敷き布は新規に交換済みなので研磨時の木粉やオイルがかからないように養生します。
研磨開始。
白木にしてオイルで仕上げる予定です。
今週もhisaguをご利用いただき誠にありがとうございました。
少しずつ寒くなってきてママベアチェアが本領発揮する季節がやってきましたね。
また来週も当店を宜しくお願いいたします。
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