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ブルーオーシャンとレッドオーシャン

ブルーオーシャン・レッドオーシャン良く耳にする表現だが皆さんはどう認識されているだろうか。様々なビジネスシーンにて表現されるビジネス用語であるが単純にこの二択だけで語るには少し認識が不足している様に感じるのだ。

それぞれに2つずつの思考がある

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レッドオーシャンと聞くと他社競合が激しく競争に勝ち続けなくてはならないといった認識を持つ方も多いことだろう。

逆にブルーオーシャンは競合がいない、じゃあブルーオーシャンなら良いのか?そんな簡単な話ではなくそこにニーズがあるのかどうなのかを足して考えなくてはならない。

そこは死海ではないか?

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ブルーオーシャンと聞くと他社競合がなく入れ食い状態でウハウハな状態を思い浮かべがちである。

が、ブルーオーシャンなら何でも大丈夫だと言う訳でもない。そこに魚はいるかどうかが大切なポイント。知る方も多いだろうがイスラエルにある死海には魚が住めない。果たしてそこに糸を垂らす人はいるだろうか?

しかしビジネスシーンでは意外とニーズの無いところに糸を垂らす人がたくさん居るのが現実なのだ。それでは本末転倒で逆に言わせて頂くとブルーオーシャンこそ事前の市場調査や分析が必要となる気がする。

良質な漁場

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ではレッドオーシャンは避けた方が良いのか?しかしそこに潤沢なほどのニーズがあればトップを取らなくとも2番手3番手でも十分にやっていけるのだ。もっと言えば10番手でもやっていけるニーズを見つけ出せるかどうかが大切なのだ。

先日宮城県の仙台駅にある「牛たん通り」に行って来た。仙台と言えばやはり牛たん。その「牛たん通り」にはたくさんの牛たん専門店が立ち並ぶ。一見こんなに同じ商品を扱ってやっていけるのだろうか?と思われがちだが昼食時や夕食時の新幹線出発時刻の前後1時間程度はどの店にも行列ができているのだ。

正に共存共栄。確かにレッドオーシャンであるのだが入れ食い状態だったのだ。

精査する事が大切

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今回の話をまとめると先ずは自分の取り組みやビジネスはブルーオーシャンなのかレッドオーシャンなのかを見極める事。そしてその中でニーズがどの程度あるのかを知らなくてはならない。そこがレッドオーシャンでトップを張らなくてはならないビジネスなら今更感も拭えない。

逆にブルーオーシャンでもそもそも魚が居ない様では話にならない。そこのところをよくよく精査する事が大切なのだと私は思うのだ。

要するにブルーオーシャン・レッドオーシャン共ににニーズが在るのか無いのかも考慮し四択になると言うのが今回のお話。

自分にしかできないことを見出すことがブルーオーシャンそのものなのではないだろうか。

次回(明日なのか一年後なのか分からない)は潤沢な漁場(ブルーオーシャン)の見つけ方でも紹介しようかと思ってますのでお楽しみに。


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