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【子育て・教育】「孫休暇」で祖父母も育児参画。子育てしやすく働きやすいまちへ

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、先輩世代・現役世代・将来世代それぞれの世代とともに、岡崎市の未来をつくっていこうと活動しています。

郡山市(福島県)が進める「孫休暇」の取り組みは多世代子育て参画事例のひとつです。


◯ 孫休暇による新しい子育て参画

ざっくりいうと「孫のために休みます!」って言える制度。
「孫がいる社員・職員が有給休暇として『孫休暇』を取得できる」制度です。

自治体だけではなく民間企業でも広がってきています。福島県にある株式会社東邦銀行の事例が厚労省のウェブサイトにも掲載されています。

厚労省資料
『孫のために休む「イクまご休暇」を特別休暇に追加し年次有給休暇の未取得分を有効活用』

郡山市が2023年2月からスタートして、9か月経過した現在、100件以上の利用があり「効果を実感している」といった声もあります。

岡山市においても、2023年11月7日に「孫休暇」を導入する等、両親だけではなく、祖父母もサポートしやすくする制度です。

◯ 自治体が率先し、民間企業の健康経営促進へ

私たちの社会は大きく変化しています。核家族化が進み、世代間の距離が広がる一方で、家族の絆を深める新たな取り組みが注目されています。その一つが「孫休暇」です。

市町村といった自治体が制度化し、そのやり方やメリットなどを共有することで地元企業にも普及していく善き前例であり、モデルにもなります。

「はいはい、自治体は良いですね。さすが公務員」といった意見もあるかもしれません。しかし、まずはモデル事例を自治体がつくる。そのモデルを参考にしながら、自社にあてはめていくことで地元の中小企業等は0から制度をつくるのではなく、健康経営を促進させることができます

◯ 祖父母の新たな役割も

核家族化の進展に伴い、かつての大家族に見られたような世代間の協力は減少傾向にあります。しかし、この流れの中で、祖父母が孫の育児に積極的に関わる「孫休暇」という制度が注目されています。

孫休暇は、祖父母が孫との時間を持ち、子育てに参加するための特別な休暇です。これは、単に子育てを支援するだけでなく、家族間の絆を深める重要な手段となります。

◯ 孫休暇のメリットとは

「孫休暇」を設計し、利用することには様々なメリットがあります。いくつか書き出してみます。

・世代間交流の促進
孫休暇を通じて、祖父母と孫は共に時間を過ごし、互いの世界を共有する機会を得ます。これは、世代間の理解を深め、家族の絆を強化します。

子育て世代のサポート
現代の子育ては、多忙な両親にとって非常に大きな負担となることがあります。祖父母が孫の世話を手伝うことで、子育て世代の負担が軽減され、ワーク・ライフ・バランスが改善されます。

・祖父母の活性化
孫との時間は祖父母にとっても新たな活力となり、心身の健康に好影響を与えます。孫と過ごす時間は、祖父母に若々しさと生きがいをもたらし、活動的な日々を促進します。健康寿命の伸ばすことにもつながります。

◯ 孫休暇の成功例

国内外の多くの自治体や企業では、孫休暇が積極的に導入されています。

例えば、福島県郡山市では、職員が年に最大8日間の孫休暇を取得できる制度があり、これは職場の理解とサポートによって可能になっています。

また、民間企業でも、祖父母が孫の重要なイベントに参加するための休暇を提供する動きが広がっています

日経新聞でも取り上げられてもいます。

◯ 新たな家族の絆づくり

孫休暇の普及は、社会にも肯定的な影響を与えます。世代間のコミュニケーションと理解が深まることで、社会の連帯感が強まります。また、子育て支援の多様化は、社会全体の子育て環境を改善し、より良い未来への投資となります。

核家族化が進む現代社会において、祖父母の孫への関わりは単なる「手助け」を超え、新たな家族の絆を築く貴重な機会となっています。

孫休暇は、このような関わりを支え、促進するための実用的なツールです。この休暇を通じて、祖父母は子育て世代を支援し、同時に自身の人生に新たな喜びを見出すことができます。

◯ ともに育てる、全力の子育て支援

今後、孫休暇はさらに広く認知され、多くの企業や自治体に取り入れられることが期待されます。その普及は、働き方の多様性を促し、世代間のギャップを埋める橋渡しとなるでしょう。また、高齢化社会における新たな役割モデルとして、祖父母が社会に積極的に関与する道を開く可能性があります。

核家族化の進展は、家族構造を変え、私たちの生活に新たな課題をもたらしました。しかし、孫休暇のような制度は、これらの課題に対する創造的な解決策を提供し、世代を超えた家族の絆を深める手段となり得ます。

祖父母が孫と過ごす時間は、単に子育てを助けるだけでなく、家族の歴史と伝統を次世代に伝える貴重な瞬間でもあります。これらの瞬間は、私たちの社会をより豊かで温かなものに変える力を持っています。

先輩世代・現役世代・将来世代…それぞれの世代にとっても「孫休暇」をひとつの事例として、「多世代で子育てを全力で応援していく」取り組みが岡崎市においても必要だと感じています。

現役世代だけが子育てをガンバルのではなく、様々な支援制度や支援団体の協力を得ながら連携・共創した子育てできる。いろんなことに「たすけて!」と言えて、助け合える環境こそが子育てしやすい環境でもあります。

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!