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通信制の大学で興味のあることを勉強している社会人。興味のある分野や考えたことなどできる…

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通信制の大学で興味のあることを勉強している社会人。興味のある分野や考えたことなどできる限り調べた上で書いていきたいと思います。

最近の記事

KOKIA「I believe~海の底から~」

KOKIAの「I believe~海の底から~」という曲を聴いて思ったこと。 I believe ~海の底から~ - YouTube この楽曲は、「涙」「苦しんでる」「堕ちていっても」「憂い」「失って」などの苦しみや悲哀を連想させるネガティブな言葉が多く使われている一方で、「心地よさ」「昇ってゆく」「花を咲かせてみせる」「よかったって言える」など希望のあるポジティブな言葉も使われており、生きる苦しみと希望をテーマにしていると思われます。 生きることは苦しみも多いものですが

    • 自然と人工

      自然や天然といった物事と人工や人為的といった物事は対比されることが多いです。 食品を例に挙げると、天然由来の原料を使用した食品は、いわゆる化学調味料や人工甘味料などの人為的に合成された原料を使用した食品と比較されます。一般的には、前者の方が後者より安心・安全で優れているような印象をつけられていることが多いです。 (消費者庁は2020年7月16日に食品表示基準の改正を行い、食品表示基準から「人工」、「合成」の用語を削除しています(1)。背景として、消費者がこういった用語に悪い・

      • 人間は何でできているか

        人体の構成元素ICRP(International Commission on Radiological Protection:国際放射線防護委員会)は、ICRP Publication 23の中で、人体の構成成分や元素について詳細な報告(1)をしています。人体が晒される放射線量を推定するためには基準となる人体の組織の重量やサイズ、元素組成などのデータが必要とされるとのことで、このような報告が作成されているようです。 ICRP Publication 23によると、体重70

        • 在野研究

          荒木優太 編著『在野研究ビギナーズ:勝手にはじめる研究生活』を読みました。 在野研究とは、本書によると「大学に所属を持たない学問研究のこと」を指します。在野研究者は大学などの研究機関に所属しないため、自分の好きな時に好きなだけ好きな研究をできるという自由はありますが、研究活動に必要な物資は全て自分で用意しなければならないし、所属・肩書が無いため活動しにくいというデメリットもあります。 自分も在野研究的なことをしているので、参考になる点や共感する点が多い本でした。特に序文に

        KOKIA「I believe~海の底から~」

          DOI

          仕事や学習で学術文献を検索したり、読んだりすることがあります。学術文献を探していると、DOIというものが付与されているのに気づきます。 DOIとは、Digital Object Identifierの略で、デジタルオブジェクト識別子というものです。インターネット上に存在する論文などの著作物に恒久的に付与される識別子になります。 インターネットの住所であるURLは変化する可能性があり、今まで使用できていたURLも使用できなくなることがあります。それを防ぐために識別子を介して