私の人生①ー学校編 小学校入学から中学卒業まで

  今思えば、いじめられたのは完全に障害のせいだった、と言えるでしょう。あと、ゲーム機を持っていなかったことと、その他流行についていけなかったことと、そして運動が苦手なこと。
  小学校入学してからすぐ、悪夢は始まりました。なぜか男子1人にいじめられるようになった私。叩かれたり、蹴られたり、もの壊されたり…最も酷いのは下校班が同じだったため、家に逃げ帰ったら上がりこまれて胸ぐら掴まれました。流石に母親が発見して止めてはくれましたが。
  傘は折られるわ地味に痛い傷は絶えないわで大変でした。そして、流行についていけないことや運動が苦手なことは、クラスの中での立ち位置を左右する重要事項です。勿論、底辺。
  友達がいないわけではありませんでした。しかし、いじめの恐ろしさを高学年になって更に知ることとなります。
  これも今思えば、の話ですが最初にいじめてきた男子、私と仲良くなりたかったんだと思います。そして、その方法が分からない子だったのではないかと。理由は、よく家に招かれていたからです。その時は普通に接してくれるんです。学校に戻るとまた叩かれましたが。その子の家に入ると、彼の母親はゲームに没頭していました。それはハッキリ覚えています。なので、私を単に嫌っていた訳ではない、と今なら納得できます。にしても、彼と3年間クラス同じにしたの誰やねん。これは今でも許せません。どの先生なのか知らんけど。
  私は、されたことを溜め込むタイプではありませんでした。基本チクってました。親にも担任にも。連絡帳には必ずトラブルについて何かしら書かれていたと思います。
  私は私で
・お道具箱ぐちゃぐちゃ
・ロッカーもぐちゃぐちゃ
・積極的に授業中手を上げる
・テンションが上がると何だか離人感があり話すと止まらない
・目立ちたがり
・先生や大人と話す方が楽
・提出物出さない出せない

と、まぁこんな感じですね。バチバチにアスペだしバチバチ発達障害ですね。家でも同様。
  読書とお絵描きが大好きな子どもでした。小1の頃から国語と算数の能力の差は酷いものでした。
  さて、いじめに話を戻すと、小・中学校の子ども達なんて、まだまだ精神的に未熟なため、一度人(私)がいじめられているのを見ると、舐められるんですよね。
「こいつ別にいじめてもいいんだ」
「こいつは変わり者だし馴染めていないし集団でやること(=スポーツ)でもただの足でまといだし」
と言った具合でどんどん広がり、そして小6になると、皆「証拠が残らないような」いじめの仕方、つまり精神攻撃。
・通りすがりに死ねと言われる
・机に触ったら明らかに払われる
・授業中も陰口が聞こえる

  流石の私も、段々耐えられなくなっていきました。何度授業中教室を飛び出そうと思ったか分かりません。小学校の卒アル写真、にこやかに写っていますね。撮影の際「子役みたい」とカメラマンに褒められました。

画像1

  実際の写真です。でもこの頃、私の手首にはうっすらと、しかし意図的に自分でつけたとしか説明のつかない傷がありました。
  私にとっては、お腹痛い、等を訴えて学校を休むことよりも、「普通に」毎日学校に行く方が楽でした。
  母にリスカがバレた時、必死で否定した私は何だったのでしょう。「問題のある子」でいてはならないという思いの強さなのかな、と思います。
  精神攻撃がメインになった陰湿ないじめ、しかしある日事件が起こります。幼稚園の卒園記念に貰って使用していた国語辞典がなくなっていました。後日ゴミ箱で発見されました。犯人は男子4人。最初のいじめっ子はその中にはいませんでした。何で?え、私なんか恨まれるようなことしました??今では先生に羽交い締めされても1発ずつぶん殴っとけば良かったなんて思いますが、当時の私は泣くことしか出来ませんでした。

  中学校時代も似たようなものでした。自傷は一旦収まったものの、周りは敵だらけでした。
  あまり中学時代のことは覚えていません。数少ない友人に1人の男子が嫌がらせをしているのを見た私は止めました。だけど悲しいことに、そいつと席が隣になってしまったのです。次の席替えまでずっと、セクハラ、暴言、暴力の嵐。まさかぐーで思い切り殴られるとは…。あとはシャーペンが手の甲に降ってきたとかですね。
  有難いことに敵だらけなはずの中でも、内部告発により先生に怒られていました。彼は他の女子のストーカーをしているヤバい奴だったので、誰かが言ってくれたんだと思います。
  高校受験で地元の公立に行ったのですが、その男子も同じ高校を受けることを知って憂鬱でした。私より勉強は出来ていたので。でも彼は落ちました。ざまぁみろ!!!

  いじめは許されることではありません。当然です。しかし、大人になってから思い返すと、ゲーム依存の母親がいる男子、苗字が途中で変わった子もいました。彼らなりにストレスを発散する方法が分からず私に八つ当たりしてきちゃったのかな?とも思えなくもないです。ダメだけど。
  それと「いじめられる側にも問題がある」、よく聞きますよね。解釈の仕方によっては成立すると思っています。私は発達障害とアスペルガーという社会で生きづらくなる「問題」を抱えていました。そのため、標的にされたというのは、私の中では分からなくもないのです。ダメなものはダメなことに変わりはありませんが。

  本当は①で全部書き切るつもりでしたが、家庭編と分けることにしました。かなり長くなりましたからね。
  次は家庭編を書きますので、そちらも併せて読んでくれたら嬉しいです。

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