見出し画像

【歌詞・和訳①】VV-ALK / SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle

みなさんこんにちは、note初投稿です。Hiruと申します。澤野弘之およびSawanoHiroyuki[nZk]シリーズの大大大ファンで暇さえあれば、いろんな楽曲を聞いております。

澤野弘之 [https://www.sawanohiroyuki.com/]  SawanoHiroyuki[nZk] [https://www.sh-nzk.net/] 澤野弘之さんについては、上記WEBページをご覧ください。本当は6月6日に行く予定だった”BEST OF VOCAL WORKS[nZk]2"のライブが延期からの中止となってしまい、鬱屈としたこの気持ちをぶつけるために、始めて見ようと思いました。どこまで続けられるかわかりませんが、出来る限り頑張ってみようと思います。ご覧いただいた皆さんどうぞよろしくお付き合いください。

さて、タイトルにもある通り今回は【歌詞・和訳】に挑戦します。適切な表現に近づけられるように私の英語力・日本語力をフル動員させます。とは言え、解釈にズレが生じる可能性がありますので、そこはご覧いただいた皆様からご指摘を頂ければと思います。「ここはこういうことなんじゃないの?」みたいな、そういうの沢山下さい。

第1回は、2017年9月にリリースのSawanoHiroyuki[nZk]名義で発売された2ndアルバム『2V-ALK』より、表題曲である『VV-ALK』に挑戦します。『2V-ALK』のアルバム情報はこちらから→[https://www.sh-nzk.net/artist/sawanohiroyukinzk/discography/VVCL-1098] 『2V-ALK』『VV-ALK』どちらも読みは「ウォーク=WALK」です。曲名の読み方が難しいのは澤野さんあるあるです。澤野弘之名義で発売されたアニメやドラマのサウンドトラックのアルバムには、もっと難しい曲名や珍しい並びのタイトルなどが多いので、良かったら調べてみて下さい!

『VV-ALK』を歌っているのはTielle(チエル)さんです。Tielleさんも[nZk]でその高い歌唱力を遺憾なく発揮していらっしゃいます。好きです。『VV-ALK』のアルバムの中では、『Amazing Trees』や『Into the Sky』、『CRYst-Alise』等を歌っていらっしゃいます。そして、Tielleさん自身も6月にアルバムをリリースするなど、活躍の幅をぐっとひろげていらっしゃいます!YouTubeライブ見てます! 応援してます![https://www.tielle.jp/]

【VV-ALK / SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle(歌詞はアルバム『2V-ALK』より引用しています)】

この手で触れた希望
外れた幼い足の音
階段に響く鼓動 理想にもたれて
消えそうな光を映した
指導者が唱えても
僕の位置からズレて
記憶の周りで遊んでる
例えなど数えても
逃げてしまう焦りのよう
取り替えれない昨日たち ここから

歌い出し~最初のサビまでの日本語詩です。恐らく澤野さんが作詞された部分です。以前澤野さんはインタビューの中で

「歌詞にも意味をもたせているが、どちらかというとサウンドを中心に聴いて欲しい。英語の歌詞も多いので❝何を歌っているかはわからないけど良い曲だな❞と思ってほしいんです。」
引用:[シンガーに最も共演を熱望される音楽家・澤野弘之のボーカルプロジェクト「SawanoHiroyuki[nZk]」について] 2020年6月30日 閲覧

と語っていることから、歌ったときの音の響きや聞こえ方を重視し、歌声も1つの楽器と捉えているのではないかと思います。それが出ているのが↑の日本語詩ですね。意味は正直「?」となりますが、それもまた魅力です。

* WALK
She's calling a timeout to say
"I won't hurry no more, no matter how they think about me"
WALK
You never have to be framed
There's no limit to go
Counting every step you take
(Wow) I won't hurry no more, no matter how they think 'bout me
(Wow) There's no limit to go
Let me walk the right way

WALK She's calling a timeout to say
彼女ははっきりとこう言った

"I won't hurry no more, no matter how they think about me"
「私はもう急いだりしない。あなた達にどう思われても関係ないの」

WALK You never have to be framed
何か決まった型にしばられる必要はない

There's no limit to go Counting every step you take
この道に限りはない、一歩一歩私の道を踏みしめて

I won't hurry no more, no matter how they think 'bout me
私のペースで歩いていく、あなた達にどう思われても関係ない

There's no limit to go Let me walk the right way
私の歩く道に限りはない、私のやり方で歩かせて

サビからは英語詩です。周りのペースに飲み込まれそうな「私」が声を上げ、私のやり方で、私だけの道を歩いていくというような歌詞の中で、「WALK」を合言葉にして力強く歌っているように感じました。自分の周りの「人たち」とのズレや差に無理に合わせることなく、飲み込まれること無く、私の道を歩いていくという素敵なフレーズです。

We never know the truth of lies
Everyone makes it a rule of white lies
Is that for me or for you to keep from hurting our prides?
If we could rid ourselves from vanities  

We never know the truth of lies
嘘の本質を知ることは出来ない

Everyone makes it a rule of white lies
ついてもいい嘘があると思ってるから

Is that for me or for you to keep from hurting our prides?
傷つけないようにするのは私のため?それともあなた自身のため?

If we could rid ourselves from vanities
プライドや見栄を捨て去ることなんて出来ない

They pushed me out then knocked me out
But smiled as if nothing was done
We did not see eye to eye
Their point of view is nothing new
We've been completely poles apart
And had no time to rewind
But who minds?

They pushed me out then knocked me out
のけ者にされて、打ちのめされたけど

But smiled as if nothing was done
何事もなかったかのように笑ってた

We did not see eye to eye
そういえば目を見て話すことも無かった

Their point of view is nothing new
態度が変わることはなかったし

We've been completely poles apart
完全にバラバラになっていた

And had no time to rewind
もう巻き戻すことは出来ない

But who minds?
けれど、誰か気にするの?

2番のサビ前までです。このあとは * に続きます。自分にとって理解できない人や、自分とは全く合わない人。そんな相手の態度、それと自分の気持ち。最後の「And had no time to rewind But who minds?」はそういうのを経験してきた上での最終的な結論に感じました。残酷ですがこれも現実ですね。この後のサビの歌詞は最初のものと同じですが、バックボーンを知ってより一層グッと来るものを感じます。

So let me walk on
Or I'll slip through your hands
I won't hurry no more no matter how they think about me
Don't let me look back I'm looking straight ahead
There's no limit to go
We ain't going the same way  

So let me walk on
だから私に歩かせて欲しい

Or I'll slip through your hands
じゃないともうあなたの手は取れない

I won't hurry no more no matter they think about me
私には私のペースがある、誰にどう思われても構わない

Don't let me look back I'm looking straight ahead
もう振り返ったりしない、まっすぐ前だけを見つめて

There's no limit to go
どこまでも続いていく

We ain't going the same way
私だけの道を歩んでいくの

最後のサビ前、ブリッジの部分です。この後は * の歌詞が続いて曲は終わりです。過去を振り返ることなく自分らしくこれからを進んでいく歌詞ですね。ここで出てくる「you」は誰になるんだろうと思いながら訳してました。結局あんまりよく分からなかったんですけど…。難しいですね。

「何を歌っているか分からないけど良い曲だなと思って欲しい」と語っているこの英語詩部分ですが、曲を聞き直すたび、歌詞を見直すたびに良い曲だなと感じています。この和訳でご参考になれば嬉しく思います。

ここはこういう解釈のほうが良いんじゃないの?というようなご指摘・アドバイス・ご感想など頂けますと幸いです!1曲終えるだけでも大変ですね、今後も頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?