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家づくりは『家事をしている人』に頼め!

こんにちは。ひろざむです。

連日暑い日が続き、36℃超えのセミ大合唱で暑さ指数倍増です。アメリカでは記録的猛暑で56℃超えとか・・・。今の気温に20℃足したら涼しくならないけど別な意味でゾッとします。

住宅づくりを希望されている方へ、必見のアドバイスをしています。建築現場に携わる人間として、プロならではの視点で説明します。契約前にきちんと確認しておきましょう。

キッチン・ユニットバス・洗面台・便器など水周り住宅設備機器のラインナップを住宅会社の方から説明を受けたり、どの製品、どんな仕様に決定するのかを打合せする事があります。

大概の住宅会社の方は説明マニュアルもしくは説明勉強会などを行こない、当たり障りの無い説明で終わるケースがありますが、ここが大事!

説明してくれた担当者は、実際家事をしている人なのか?という所です。

机上の空論がとにかく多い。キッチンに立った事が無い担当者なんかは、見た目やデザインでそそのかさし、あれよあれよという間に決めさせられてしまうんです。悪気はないんですけどね。家事経験不足が多い。女性の担当者でも要注意です。

そして、ご入居後に「そんなはずじゃなかった」とか、親戚や知人が来た時にちょっと使いにくい慣れないね?こうすればよかったんじゃないなんて言われたもんなら、怒りをどこにぶつけて良いのやら。

実際に家事をしている担当者であれば経験を元に、生活されてからのお手入れ・清掃方法・メリット・デメリットを説明してくれるので、そうなんだという現実に近い認識ができます。

製品を決める時は、生活イメージをすることが大事です。例えばキッチンシンクに三角コーナーを置くと除菌掃除が毎回大変だから、三角コーナーを置きたくないし、背面の食器戸棚下にあるダストBOXに捨てようか?でも身を振り返り捨てるまでに距離があるから、引き出しに挟めるゴミ袋掛けを付ければ、距離も近いし、すぐ袋ごとゴミ箱へ入れられるかな?とか、キッチンの前に立って少し空想にふけるのがとても良いです。

担当者がいかに家事をしていないか分かりますし、その有無を契約の判断材料にしても良いと思っています。

家の事(家事)をしている人間が住宅づくりをするのが当然だと思っています。

この夏、家事をするときは熱中症にくれぐれもお気をつけてくださいね!

→→タイトルの写真は、神社にある大きな御神木。こんな暑い日差しにも負けず身を呈して、下界の私達に日陰を作ってくれています。ありがとう感謝です。


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