生きる力

一昨日の夏のような暑さが、一転して冬のような寒さになった。
病気知らずだったせいか、ほとんど気にならなかったが、病に倒れてから
知った神経痛が、天気や気温に敏感に感じるもの。
自然と言うものは、本当に様々なことを教えてくれるもの。

二年ぶりに、自宅から近い桜並木を、真近で見ることが出来て、本当に嬉しかった。
あの何とも言えない、光を受けて輝く桜の
光景。
生きている実感を感じる、小さな幸せを感じる瞬間。
自然は、たとえ小さくても、ほんのひと時でも、心の奥から感じる瞬間を
教えてくれるもの。

当たり前に時が流れていく中での、小さな幸せ。
その小さな幸せの積み重ねを、感じていけば、本当の幸せなを感じることが
できるものだ。
でも、残念ながら人というものは、思うようには出来ないのが、現実なのかもしれない。
そして、小さな幸せを大切にする心が、人との関係にも現れていくもの。
それは、家族など、身近な人への、小さな思う心から、友人、国、世界へと
広がっていくのではないかと思う。

この国の絶望感も、ウクライナ侵略も、小さな思う心を忘れた、大きな無謀な心から、来るものなんだと思う。