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「可哀想」ということ。


「日本は原発事故があったから大変ねー可哀想ねー」って外国人に上から目線で言われたら、「は?普通に生活してますけど?」ってなると思うけど、認知症患者さんとか障害者さんとかはだいたいそんな「可哀想ねー」的上から目線攻撃を経験してると思います。善意を装ってるだけに厄介。

そして、介護スタッフもその「可哀想」的な上から目線のまま介護するので、「なんでもやってあげる」介護が当たり前。そんな状況で介護職の疲弊とか、介護破綻とか言ってるんだからおめでたいものです。

「認知症の可哀想な人」のイメージから脱却できないと、出来ないことに注目してしまうと、「介護崩壊」になって介護者も被介護者も不幸。でも出来ることに注目するとこんなに違う世界が待っています。

 こっちだと、介護者も、被介護者も、地域住民も、あと医療・介護の膨大な借金を背負わなくてもよくなるので、未来の子供達もみんなハッピー。


夕張に育ててもらった医師・医療経済ジャーナリスト。元夕張市立診療所院長として財政破綻・病院閉鎖の前後の夕張を研究。医局所属経験無し。医療は貧富の差なく誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」である!が信念なので基本的に情報は無償提供します。(サポートは大歓迎!^^)