スマホと4時間足のみを使ったFXお手軽手法

こんにちは。ひろゆきFXです。
今日は僕がおすすめする、スマホと4時間のみを使用したトレード手法をお伝えします。
サラリーマンや子育て世代など、忙しい方には特におすすめの手法ですが、実は専業トレーダーにもおすすめの手法です。

用意するもの

・スマホ
・MT5 or Lion fx5

スマホでFX取引する際は、MT5 or Lion fx5のどちらかのアプリを使ってください。
他にも使えるアプリがあるかもしれませんが、僕が知ってる限りではこの2つです。


MT4じゃだめなのか?

だめです。理由は後述します

スマホアプリを選ぶポイント

スマホでFX取引をする上で、アプリ選びは重要項目の1つです。
ここでは、僕がアプリを選ぶ上で重視しているポイントは次の2つです。

1.チャート上で決済注文ができるか
2. チャートを上下に伸縮できるかどうか

1の「チャート上で決済注文ができるかどうか」については、下の画像のようにチャート上に利確と損切りのバーが出てきて、視覚的に利確と損切り注文を設定できる機能があるかどうかです。

MT5のチャート

この機能がないと、損切りと利確の位置を決めた後、その価格を暗記するなりメモするなりして、別の決済注文画面に都度入力する必要が出てきます。
数回のトレードなら大したストレスにはならないかもしれませんが、これが何十回、何百回と続くと結構なストレスです。
ということで、この機能は必須です。
2023年現在でこの機能が備わったスマホアプリはたくさんあります。
MT4にもこの機能はあります。

次の2の「チャートを上下に伸縮できるかどうか」が最も大事なポイントです。

2の「チャートを上下に伸縮できるかどうか」についてですが、例えば下の画像の赤丸の位置でショートしたいとします。

MT5のチャート


そして、エントリー後に決済注文を置きますが、今の位置よりチャートの下が見えないと思います。僕はスマホ取引においてこれが大問題だと思ってます。
なぜなら、利確を置きたい位置まで1で説明した決済注文バーをスライドできないからです。
こうなると、結局自分で決済注文画面に価格を入力しないといけないことになります。

MT5のようにチャートを縦スクロールできるアプリなら、そのような問題もありません。

上下に伸縮したMT5のチャート

2023年3月現在でこの上下伸縮ができるスマホアプリは、MT5かLion FX5しかないと思います。

僕のトレード手法

続いてトレード手法です。
最初に書きましたが、この手法は基本的に4時間足のみを使った手法です。

チャートを見る時間

夏時間 
10:00 14:00 18:00 22:00の4回
できる人は、2:00と5:50も

冬時間 
11:00 15:00 19:00 23:00の4回
できる人は3:00か6:50も

まずトレードする時間ですが、4時足のみの手法なので4時間に1回、1日で最大6回となります。
そのうちの何回かは、早朝だったり深夜だったりするので、6回全てというのは難しいと思います。
生活スタイルによっては見れる時間が少し異なるかもしれませんが、できれば4回くらいは見れる方がいいです。
お仕事上の都合等でどうしても2回とかしか見れない方は他の手法を探されるか、日足でこれと同じことをされるのをお勧めします。
もちろん日足でうまくいくかどうかは、ご自身で検証してください。

エントリータイミング

確定足でエンゴルフィンバーができたらエントリー。

エンゴルフィンバーとはプライスアクションの1つで、定義は

1本前のローソク足の実体とヒゲを、次のローソク足の実体とヒゲ、共に反対方向に更新して確定しているローソク足

です。
言葉ではわかりにくいですので、イラストで説明しますと、

エンゴルフィンバーの説明

となります。

損切りと利確

損切りは、
・ロングの場合はエントリーした足か1本前の足の少し下
・ショートの場合はエントリーした足か1本前の足の少し上
です。

損切りポイントの説明


利確は基本1:1を目標にします。
後は、目標値の少し手前に、過去の目立った高値安値があったりキリ番がある場合は、1:0.8や0.9の位置を利確目標にするときもあります。
反対に過去の目立った高値安値が1:1よりも遠くにある時は、1:2や1:3を狙うときもあります。
1:1で半分決済して、残りを伸ばすときもあります。
このあたりは裁量になりますが、「僕はずっと1:1と決めてやる」というのももちろんありです。

通貨ペア

通貨ペアについては決まりはありませんが、最初は
・USD-JPY
・EUR-USD
・EUR-JPY
・GBP-USD
・GBP-JPY
・AUD-USD
・AUD-JPY
あたりをおすすめします。
バックテストを取り期待値がある通貨ペアが他にあれば、どんどん追加していくのが良いと思います。

この手法のよいところ

今回紹介した4時間足エンゴルフィンバー手法、いかがだったでしょうか?

シンプルすぎてえっこれだけ?って思った方や、エントリー機会少なそうって思った方もいらっしゃると思います。

でも、スマホと4時間足だけでも、うまくやれば5割近い勝率は取れるのではと思ってます。
まずはこのシンプルで且つ4時間に一回というお手軽手法でも優位性があるということを知っていただけたらと思います。

そして、エントリー機会も最低1日に1回はあると思います。
これを多いと思うか、少ないと思うかはその人次第ですが、4時間に1回というルーティンを守るのは意外と大変ですし、日によっては1日5回とか10回くらいエントリー機会がありますが、結構バタバタすると思います。
そしてだんだんFXってしんどい、おもしろくないと思うようになってくると思いますが、そうなったら勝ち組に近づいている証拠です。

また詳しくは、期待値について書いた「FXで1番大事なことは〇〇」という記事で紹介していますが、勝率6割で1日回エントリーチャンスがあれば、2%程度のリスクで、年率196%の利益を得ることができます。
100万円なら196万円と1年で約倍になります。
これだけゆったりしていても、十分資金は増やせます。

手法はカスタマイズするもの

最後に手法はカスタマイズするものというお話をします。
今回紹介した4時間足エンゴルフィンバー手法はエンゴルフィンバーのみでエントリーする手法です。
これだけでもそこそこ勝てますが、勝率5割に満たない可能性もあります。もしかしたら、トータルではマイナスになるかもしれません。
僕もこのエンゴルフィンバーのみを使った手法のバックテストはとっておりません。

でも、ここまで読んでくださった皆様には是非ともこの4時間足エンゴルフィンバー手法をカスタマイズしていただきたいと思っております。
カスタマイズとはフィルターを加えて手法の優位性をあげることです。
例えば代表的なものにMA(移動平均線)がよく用いられます。
20MAより価格が上の時のみロング、下の時のみショートといった具合にエントリー条件を絞ることをフィルターをかけると言います。
もちろんエントリー回数は減りますが、勝率が上がればその手法の優位性があがります。
また上に書いた期待値にも大きく影響します。
手法のカスタマイズについては、「手法はカスタマイズするもの」という別の記事で詳しく説明しています。
お時間あればこちらも一度拝読くださいませ。
本日は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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