FXで1番大事なことは〇〇
こんにちは。
ひろゆきです。
今日は僕が考えるFXで最も重要なことをお伝えします。
ぶっちゃけここに書かれていることさえ満たしていれば、FXで稼ぐことは可能です。
FXで最も重要なこと
いきなり本題ですが、FXで最も重要なこと、それは自分の手法の期待値がプラスかどうかです
そしてその期待値を稼ぐことができるかを知ることです。
期待値とは
FXにおける期待値とは、1回のトレードの利益額になります。
まずは、自分の手法の期待値をあらかじめ知っておくことはとても大事なことです。
期待値の計算方法は
です。
例を挙げると、
・口座資金100万円
・1回の損失許容額が2%
・勝率6割
・リスクリワード1:1
という手法があったとします。
この場合を式に当てはめると、
となり、1回のトレードあたりの期待値は4,000円となります。
期待値を稼ぐとは?
次に期待値を稼ぐについてですが、先程でた期待値をいかに多く分回せるかということです。
FXでいうなら、↑にあげた手法をいかに多くトレードできるかということです。
トレード回数は多ければそれだけ稼げる額も大きくなるということです。
仮に↑にあげた手法が1日1回エントリー機会のある手法だとすると、1年間で約240回トレード機会があります。
そうすると、単純に4,000円✖️240で、1年で96万円の利益になります。
1年で口座資金が100万円から196万円に増え、年利196%です。
もしこれが、1日2回エントリー機会のある手法だとすると、その倍の192万円稼げるということになり、口座資金は100万円から292万円に増え、年利で言うと292%です。
要はFXで重要なことは、
手法の期待値とエントリー回数のバランス
これに限ります。
僕は4時間足とエンゴルフィンバーを使った手法をお勧めしています。
そのままエンゴルフィンバーのみでトレードしても期待値はプラスになると思いますが、これに〇〇で説明したフィルターをかけることで、期待値自体は高められると思います。
でも、その分、エントリー回数が減る可能性があります。
そして、フィルターをかけた手法となしの手法とでどちらを選択すべきか判断するために、期待値とエントリー回数が重要になります。
勝率
勝率が大事という言葉はFXを勉強されている方なら一度は聞かれたことがあると思います。
でも本当にそうか、調べた方は少ないのではないでしょうか?
確かに勝率は大事です。でも一概に高ければ良いというものでもありません。
単純に勝率5割1厘以上、リスクリワード1:1なら期待値はプラスになります。
もちろん、勝率が高い方が期待値は高くなります。でも、期待値が高くてもその分エントリー回数が減ると期待値を稼げなくなり、結果勝率が低い方がトータル利益がプラスになることがあります。
先程、例に挙げた手法
・口座資金100万円
・1回の損失許容額が2%
・勝率6割
・リスクリワード1:1
・エントリー機会は1日2回の年で480回
の場合、
期待値が4,000円で、4,000円×480回=192万円が1年の利益です。
ではここの勝率部分を7割にします。
・口座資金100万円
・1回の損失許容額が2%
・勝率7割
・リスクリワード1:1
そして、勝率が上がる分エントリー機会は減らして2日に1回にしてみます。
(※エントリー機会を減らす理由は、勝率が上がる=フィルターが増えていることが多く、それに伴いエントリー機会も一般的に減ることが多いためです。)
まず期待値は
そしてエントリー機会ですが、1日に1回なので年間で240回です。
とすると、8,000円✖️240回で1年間の利益は192万円となり、勝率6割の手法と稼げる額は同じです。
実際勝率7割ともなると、1日1回エントリーできるかどうかも謎ですが、エントリー回数が減った場合、それに応じてトータル利益も減ります。
試しに勝率7割でエントリー機会は2日に1回や、勝率6割でエントリー機会は1日に3回に増やす等、色々なパターンで試してみてください。
リスクリワード1:2と1:1
リスクリワードについても同じです。
リスクリワードは大事とよく言われておりますが、高ければ良いというものでもありません。
先程、例に挙げた手法
・口座資金100万円
・1回の損失許容額が2%
・勝率6割
・リスクリワード1:1
・期待値が4,000円
・エントリー機会は1日2回
・年で192万円の利益
の手法を
リスクリワード1:2の場合とで比較してみます。
・口座資金100万円
・1回の損失許容額が2%
・勝率6割
・リスクリワード1:2
期待値は、
となります。
エントリー機会は2日に1回とします(実際は1:2だけを狙うとするともっと減ると思います)
すると、1年で120回
16,000円✖️120=192万円で、1:1で1日2回した場合とで同じ利益になりました。
これをどう捉えるかは人によりけりですし、数値はあくまで参考までに当てはめただけで、実際は1:1なら1日3回できるかもしれませんし、1:2なら1週間に2回が限界かもしれません。
その逆の場合も然りです。
これも勝率のときと同じく、いろいろなパターンでご自身で計算してみてください。
まとめ
期待値がプラスであれば、勝率6割でもルール通りにコツコツ続ければ年単位でみれば十分に稼げます。
勝率6割で期待値プラスというのは、手法選びや、手法をカスタマイズしていくうえで、一つの基準になるのではと思います。
また、FXを始めようと思って誰かに教わった手法や自分で考えた手法で実践すると決めたら、実践の前に期待値はいくらで、大体年間でどの程度稼げるのか、自分自身で把握しておくことはとても大事です。
人から教わった手法の場合でも、期待値の説明がなければ、バックテストして調べる必要があります。
理論上は勝率6割でリスクリワード1:1なら資金は積み上がってくるのはわかりますが、実際のトレードになると、そううまくはメンタルが働きません。
10回トレードして6勝4敗だったら4万円の利益ですが、口座資金が100万円から104万円になっても、「あれ?10回もやってこの程度の利益?」って思ったりしてしまうものです。
これが、6連敗の後の4連敗なら尚更で、「一時期は12万円の利益だったのに、4万円まで減ってこんなんじゃ一生稼げない」って思ってしまうんです。
計算上は正しい結果で、これを100回、1000回とやれば資金はどんどん増えるのに、辞めてしまって他の手法に移ってしまうですよね。
他には、実際に1ヶ月2ヶ月やってみて利益がわずか数千円にしかならず、これでは一生稼げないと挫折してしまうなんてこともあります。
このパターンは、そもそも手法に期待値がなかった可能性があります。費やした時間も無駄ですし、その先どうしたらよいかも行き詰まってしまいます。
そうならないためにも、自分自身で手法の期待値を把握して、心が折れそうになった時は、それを思い出して、次のトレードからもコツコツ淡々とこなせるようにメンタルを維持する必要があります。
他には、最初の段階で手法を作られる際や選ばれる際にも役立ちます。1回あたりの期待値×トレード回数で計算して、年間で目標としている額に到達しているか、していなければ手法をカスタマイズするなり、他の手法を探すなりしないといけません。これをせずに、期待値のない手法で実際にトレードを始めてしまうと、お金も時間も労力さえも無駄になります。
そうならないためにも、今回期待値について解説しました。
・勝率、
・リスクリワード、
・口座資金、
・損失許容額
・期待値
・トレード回数
を総合的に判断して、自分に最適な手法を見つける必要があります。
その中で期待値とトレード回数は軽視されがちですので、これらの大事さが伝わりましたら幸いでございます。
本日は以上となります。