〜書き残したあの風景〜【胆振線喜茂別駅】
【写真集 P.282 胆振線 喜茂別駅 】
本年(2022年)9月末をもって、胆振線代替バス路線の一部区間が廃止されました。鉄道廃止後の代替バスが無くなる事例は、沿線の過疎化で今後も見られることでしょう。
函館本線・倶知安と室蘭本線・伊達紋別を結んでいた旧胆振線の全線距離は83.0km。
途中、分水嶺を超える区間は集落もわずかで、そのほとんどが森林原野の中を走っていました。
廃止されたのはその区間で、喜茂別〜大滝地区(新大滝)です。
今回は、廃止区間の倶知安側、喜茂別駅の写真を掲載します。
倶知安へと向かう列車は大きく左に曲がると、ちょうど正面に羊蹄山を望むことができました。
撮影したのは1986(昭和61)年の夏。
写真に写る自動車に当時の時代を感じます。
〈胆振線喜茂別駅 1986年11月1日 廃止〉
(このあと、いくつか廃止区間の写真を紹介してゆきたいと思います)
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