Akimoto Hiroyuki

顕微鏡を使って出会える小さな生きものたちを、夜な夜な楽しんでいます。 研究者でも教育者…

Akimoto Hiroyuki

顕微鏡を使って出会える小さな生きものたちを、夜な夜な楽しんでいます。 研究者でも教育者でもありません。出版社で編集の仕事をしています。 日々の疲れを癒す趣味、そして気ままなミクロクルージングです。

最近の記事

水陸両用のミジンコ? そんなのいたっけ? …顕微鏡でドキッとする

けっこう原稿を書くのがたいへん。月刊誌の仕事をしていたとこは、迫る締め切りにも動じず、ギリギリ…をちょっとすぎたぐらいまでバンバン原稿を書いていましたが、そういった戦いのような場から離れると、文章を書くことがとても億劫になってしまいます。面白いことはいっぱいあるのにアウトプットが面倒。そんな2週間でした。 でも、せっかく始めたことだし、読んでくれた人もいてとてもありがたく思っているし(反応があるとうれしい!)、とりあえず、自分が顕微鏡をのぞいてドキッとしたこと(ドキッ💛ではな

    • いろいろなミジンコを楽しむ

      「ミジンコにもいろいろと種類があるんです…」 …なんて真顔で言ったら、知っている人から「そんなの当たり前」と言われそうです。でも知らない人も多いようです。 「ミジンコはミジンコでしょ…」 「犬は犬でしょ」「お米はお米でしょ…」 って感じでしょうか? いや、いろいろといるんですよ。というと、けっこう驚かれます。 どのミジンコが一番人気なのかは定かではありませんが(ミジンコ選手権なんてないですから)、いろいろなミジンコの顔を見たり、それらの特徴を知ったりすることで自分なりの「

      • 夜な夜な顕微鏡…珪藻のクリーニングにチャレンジしました

        仕事から帰ってきて家族とのコミュニケーションを終えたら、ほぼ部屋にこもり、顕微鏡をいじっています。 多くの趣味に共通すると思いますが、道具をいじる楽しさ、釣り竿、オーディオ、天体望遠鏡、ほか様々に、夜な夜な至福の時間を過ごしている大人が多いのでは、と思います。 「一家に一台顕微鏡を…」と啓蒙活動をしているホームページもあります。気軽にいつでも楽しめますし、生き物以外も見る対象はたくさんあります。何かを始めたいな、という人にはおすすめです。むしろ一台とはいわず、何台もほしい

        • 夜な夜な顕微鏡…この「贅沢」をお伝えしたいな。

          天文の趣味はロマンにあふれ、そして天体望遠鏡は一生を捧げるに値する趣味の相棒として多くの人に愛されているのに、顕微鏡は「理科室」「研究室」にあるもの、学習や研究の道具というイメージが付きまといます。  多種多様な生物の世界、たった1滴の水の中で繰り広げられる様々な命のやりとりは、驚き、残酷、美しさ、そして感動すら覚えることもあります。理科の授業や、何か他のきっかけでその魅力に気づいた人は、きっと、すでに顕微鏡を持っている、あるいはいつか手に入れて楽しみたい、と思っていること

        水陸両用のミジンコ? そんなのいたっけ? …顕微鏡でドキッとする