【台湾のジャズライブ】Jeffry Lin Quartet Feat. Celine
2024年4月、SapphoでJeffry Lin Jazz Group ft. Celine Shue の演奏がありました。このサックス奏者Jeffryの演奏がとても久しぶりなのと、彼とヴォーカリストCelineのコラボは初めてだったので、聴きに行ってみました。
林佾璁 Jeffry Lin
5年ほど前にアメリカ留学から台湾に戻って来た際のライブで知り合って以来の知人です。最近、活動拠点を台南に移したので台北でのライブを聴くチャンスが少なくなっていましたが、久しぶりの台北Sapphoでのライブでした。
とても紳士的な出立ちと音楽でした。オリジナル曲が数曲ありましたが、ビ・バップの様な激しいリズムの音楽ではなく、どちらかと言うとイージーリスニングの様な耳障りの良いものでした。どちらかと言うと、穏やかなメロディアスな音楽が好みの様です。
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徐席琳 Celine Shue
普段から親しくさせてもらっている、ヴォーカリストです。彼女のライブはデュオのギターとのコラボレーションと、カルテットやクインテットのコンボでのものが半分くらいづつあります。この日は、Jeffryのカルテットにゲスト参加といった様子でした。
オーストラリア出身の華僑だそうで、英語の表現がとても自然で、性格もおおらかに開放的です。彼女のライブを聴くととても明るい気分になります。
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詹宗霖 Tsung
このNoteで何度も紹介している、若手天才肌のピアニストです。この日の演奏は普段聴いている彼のピアノ演奏よりはだいぶ抑え気味の演奏だった様に思います。これはJeffryの個性と、ヴォーカルとのコラボだったからでしょう。彼はこういう演奏もできるんだと、新しい発見でした。
詹宗霖は、Jeffryとのデュオ演奏を定期的にやっています。それで、彼との演奏のニュアンスをだいぶ調整しているのでしょうね。
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王群婷 Refa Wang
王群婷は、今台湾で最も愛されているベーシストの1人です。月に20本ものライブに参加することもあります。
この日のカルテットは、Jeffryと詹宗霖がコアメンバーなので、この2人からのオファーだったのでしょう。ピアノ同様に比較的控えめな演奏だった様に思います。
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林加恩 Hans Hans
林加恩は現在まだ花蓮の東華大學在学中の学生ですが、最近台北で活躍する様子をよく見る売り出し中のドラマーです。詹宗霖とのトリオの演奏を既にこのnoteで紹介しています。手数が多くなっても、ピタッと拍の中に収めるタイム感がとても快いです。演奏している様子はとてもクールなのですが、演奏そのものはとても熱い。将来がとても楽しみなドラマーです。
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