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writefullがあなたのアカデミック英作文を助けてくれる

英文和訳はDeepLでほぼ決まりだと思っています。ネットサーフィンや論文の荒読みなど時間をかけたくない場合はDeepLに頼りきりでも問題無いレベルにあると思います。
もちろん、授業等での英訳の課題の場合は翻訳サイトの結果をそのまま提出すると、剽窃に当たりカンニングと同等になるのでご用心。

一方で、英作文はどうでしょう?英作文と言っても、親しい外国の友人に送るメールから、アメリカのアマゾンへのクレーム、研究論文のためのアカデミックライティングまで幅広い英語に翻訳してくれるサイトはまだ存在しません。
私がお気に入りのDeepLも場合によってはおかしな英語に翻訳してくれることが多々あります。

ここでは、少々格調高い?アカデミックライティングの英作文について考えてみましょう。

上達の秘訣

英作文上達の秘訣は「良質の文章を沢山読んで、お決まりの文句を流用する」に尽きると思います。
私も大学院生の頃は指導教員に、まずは関連文献を100編読めと言われました。いわゆる、100本ノックです。
とにかく、沢山読んでその分野に独特の言い回しを身につける、と言うことです。
しかし、ここ数年のAIブームの中で研究分野の革新も速く、毎週のようにGoogleやFacebookから新しい論文が出るような昨今、悠長なことは言ってられません。
と言うことで、AIにお願いしちゃいましょう。

AIにお願いしちゃう

今の世の中、便利になりました。中身はともあれAIがあなたのアカデミックライティングを助けてくれます。

タイトル生成

概要文を入力すると、内容に従ったインパクトのあるタイトルを生成してくれます。
私を含めた非英語ネイティブの皆さんは「research of xxxx」とかにしがちなんですけど、格好いいタイトルをつけてくれます。

要約生成

世の中には要約(Abstract)しか読まない方が多いので、Abstractは意外と重要です。
短い文章で論文の内容をもれなく説明して、一番のウリを主張するような要約を生成してくれます。

英文校正

単語のタイプミスや冠詞の誤り、文法エラーなどをチェックしてくれます。Microsoft Wordなどにも同様の機能がありますが、はるかに高性能です。

Academizer

Writefullサイトの中でも特徴的なサービスです。簡単に言うと、科学論文に相応しい文体に変えてくれます。
科学論文にはお決まりの文体があるんですけど、慣れないととても難しいことです。
一方で、査読者(特に英語ネイティブの)は非英語ネイティブだと言うだけで否定的に論文を読む人が存在するので、Academizerで文体を整えるのは重要だと思います。

参考になる本

日本語ですけど、アカデミックライティングに関する良書です。私も授業で教科書として使ってます。

皆さんご存知の定番です。常に手元においておくべき本だと思います。マンガ版もお薦めです。


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