クリティカルシンキング Day2 ~グロービス単科生の記録~
グロービスの単科生デビューを1月に果たし、2回目の授業に出てきました。
受けているクラスの日に外せない用事が出来てしまったため、振替クラスでの出席。Day1を終え、顔見知りができてホッとしていたのもつかの間、全然知らないクラスへドキドキしながらの参加でした。
全然雰囲気の違った振替クラス
ドキドキしながら、18時45分過ぎに麹町に到着。
「あー、アウェイって緊張する・・・。広島東洋カープが東京ドームで試合する時ってこんな感じかなぁ」と、カープファンでもないのに妄想しながら教室へ。
「では、前回の振り返りから始めましょう」
授業が始まると、すぐにDay1のクラスとの違いを感じます。
「むむむ、全体的になんかマイルドだぞ・・・!」
Day1のクラスでは先生が「これについてどう思いますか~」と言った瞬間
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でしたが、振り替えたクラスは、本当に考えて意見がある人が
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という感じで、挙手に対するアグレッシブさよりも、意見の内容や考えがある人が挙手をしていて、全体的にマイルドな雰囲気のクラスでした。
同じ科目の授業ですが、先生や生徒で雰囲気が随分違うんだなぁという発見と、だからこそ自分のクラスの環境や出会いを大事にしていきたいと感じたのです。
そして、同じ机になった皆さんにも優しく接していただき、楽しく充実した授業の時間を過ごすことが出来ました。皆さんありがとう・・・。
ファシリ役で意見を回していたのですが、同じ机でディスカッションした方の中に親会社の方がいて心臓がとび出ました。どこで誰に会うかわかりません。苦笑
Day1,2の振り返り
イシューを押さえる ~クリシンはやさしさ~
これまで業務の意思決定の際に、各人の前提が異なるために議論が進まないことが多々ありました。今までまとめてきたことは何だったのか!と問いたくなる「どんでん返し」が起きたり、業務上重要な取り組み事項が途中で止まってしまうことなど、多くのほろ苦い経験が・・・。
しかし、Day1,Day2と予復習にて、イシューに答えるための論点の枠組みとその組み立て方を学んだことで、枠組みの型が頭の中で少しづつ形成されているのか、良い変化を感じることができました。
具体的には、業務工程の標準化を進める検討会議の場で、そもそもなんのために標準化を進めるのかという一歩立ち返った議論になった際、
「MECEな工程表を誰もが作成できるようにするための標準化」
「企画側で予算と人のリソース配分を決めるための標準化」
「案件間のWBSを揃え、実績管理の効率化のための標準化」etc…と、
各々の考えがバラバラで議論が紛糾しかけたのですが、学んだ論点の枠組みをイメージが頭に降りてきたことで、枠組みを元に論点整理が行え、各々の考えを反映させながらも、もう一度イシューを特定から議論をしようという流れに会議を進行することができました。
「クリシンはやさしさ・・・」と授業中何度も話していた先生のささやきが聞こえた瞬間でした。
主張と根拠の組み立て
学生の時に社会科学系の学問を勉強していたので、現象から言えることを洗い出して、そこから何が言えるか組み立てなければ主張にならないんだぞ!という思い込みが自分の中にあったことに気づきました。
現象から言えることに着目しがちだったので、主張を組み立てるときに、根拠の数が少なかったり、何か他に言えそうなことがありそうだけど、それが何か特定できない、、、ということがDay1以降の復習や業務で説明資料を作る際に多くあり、もどかしさを感じること多数。
一旦導かれた根拠を解釈し、問いを立てて他の根拠を追加していく方法、既出の根拠を整理して、抜け漏れチェックをする方法を学んだので、実践に取り入れ、今までは引き出せなかった主張や根拠を組み上げのトレーニングを積みたいと思います。
「ない」を意識する
説得力をつけるために根拠を挙げることに目が行きがちでしたが、挙げた根拠以外に他には”ない”という説明によって説得力を持たせる考え方は意識してもっていたいと思います。また、分析についても「こういう切り口の分析はしない」=「こういう切り口の分析はする」と、しないことに対する意識を持っていたいと思います。
明暗で表現する水墨画のような世界感がクリティカルシンキングにもあったとは・・・。
分解と分析
森(全体)と木(個別)の意識や意図をもってデータを分析できた点は、割かし良かったのですが、分析方法やその切り口については、伸びしろが十分にあります。そして、そのためにまず必要なのが、分解スキルアップだなと思います。
「層別分解」、「変数分解」、「プロセス分解」とそれぞれの分解方法は発想力よりもどれだけ場数を踏んで引き出しを増やせるかだと思うので、分解を色々試してみたいと思います。
また、予習で配られた分析対象の売上表を眺めて狼狽えていたのですが、振替クラスの勉強会にて、「売り上げ」、「順位」、「地区」と示されたデータから何が言えそうか、当たりをつけると取っつき易いとのアドバイスをもらい、大きな森を見始める前の心構えを復習会の学びで得られたことは大きかったです。
フレームワークの使い方を知る
フレームワークを活用できる場面を具体的に知れ、フレームワークについて関心を持つことが出来ました。クリティカルシンキングを楽に使いこなすための道具として授業で取り上げられたフレームワーク他の代表的なものをいくつかを自分の引き出しに入れておけるように復習と合わせてまとめておこうと思います。フレームワークって意外に使えそう!
CRECなまとめで最後までやさしさを
的確に美しく主張と根拠を組み立てられたとしても、それをわかりやすく伝えるアウトプットの仕方も引き続き意識したいところです。「CREC」の流れに沿った文書のまとめ方や説明を、日々の業務メールなど簡単なところから取り入れ、端的かつ的確に伝え、相手のメール読みの時間短縮につなげるやさしさを発揮中です。
また、「主張と根拠を押さえて整理できていないとCRECな文書にできない」⇔「CRECにまとめようとすると主張と根拠が必要になる」ので、自分のクリティカルシンキング力を点検するためにも、CRECに落とし込んだ説明を意識していきたいと思います。
まとめ
6回の授業の内、2回が終わり、すでに3分の1を消化。ここから難易度、質がぐっと上がると先生から話しており、しっかり勉強時間を確保しながら、どん欲にがっついていきたいと思います!
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