マーケティング経営戦略基礎 Day2,3
あなたの業界の勝ち筋はなんですか?
どこに注目して何をすれば、業界で生き残っていけるのか。
経営戦略のパート、Day2は家具業界でイケアとニトリ、
Day3は鉄鋼業界をケースメソッドとして扱いました。
バリューチェーンを通じて考える
イケアは好きですか〜?どうして?
では、ニトリは?
講師の問いかけで授業は始まりました。
イケア派、ニトリ派に分かれるクラス。
ちなみに、私はイケアが好きです。
特にソフトクリームとホットドッグが安くてテンション上がるから!
買い物し終えて、一息つきたい時に
荷物を持って帰るのにも気合いが入ります。
Day3では、そんなイケアとニトリの成長できた理由を
バリューチェーンの分析を使って明らかにしていく試みを行いました。
企業の活動を企画、製造、流通、販売、アフターサービスに分解。
それぞれの工程で商品の価値が
どのように生み出されているかを考えていきます。
授業を受け、目からウロコだったのは・・・、
企業のサービスや商品の価値が、
川上から川下までの工程の中でどう生まれているか、
分析を進める中で立ち上がってく姿。
おぼろげな多分こうだろうという頭の中の思考が
理路整然と整っていく感じがゾワッとします。
講師の方からの解説に、なるほど〜!
業界で勝っていくために価値を生み出すべき事項と、
それを実現するための体制が整えられているか、
そこに注目すると強みや改善点が明確になることを理解しました。
BCG-PPMってなんかすごい!
そして、二週間後のDay3は、ケースは、鉄鋼業界。
新日鉄、日本鋼管、川崎製鉄、住友金属、神戸製鋼・・・
これまでの総まとめの的な課題と複数の事業を持つ企業での
それぞれの事業をどう回していくか検討する試み。
あまり馴染みのない業界でとっつきづらいですが、
今までとやることは一緒だろうと予習に取り組みます。
結果的に、授業でもやることは一緒でした。笑
なので、詳細は省きます。
授業で特に面白かったのは、
ボストンコンサルティングが考えた
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(BCG-PPM)という
フレームワーク。
市場成長率とマーケットシェアの2軸で、
事業がどこに位置しているのかを見ながら
事業へのリソース投入の加減を考えると言うもの。
市場成長率が高いが、シェアが低く事業として取り扱いが難しい(問題児)は、投資を増やしてシェア拡大して多く利益を得る(スター)を目指し、市場成長率が落ちて事業の衰退期に入ったら利益が確実に実っていく(金のなる木)、そのリソースを”問題児”の事業に回していこうという考え方。
書いててややこしいですね。
こちらに解説が・・・。
市場成長率が低くてシェアがない負け犬でも
他の企業が撤退したら金のなる木になるよね!とか、
コカコーラや味の素なんかは衰退期が来るのか?とか、
例外は色々あるものの、
このフレームワークでボストンコンサルティングは大当たりをしたそう。
ちなみに、授業では、GEとマッキンゼーが作ったフレームワーク、
ビジネススクリーンも紹介されました。
しかし、講師の方は、
とのことでした。
確かに、3×3のマトリクスに分けつつ、19個の評価をするのは、
実務で使うには、大変そう。
事業のライフサイクルを意識しながら、
業界で優位になるためにどこにリソース投入をしていくのか、
この切り口を持って企業の取り組みを見ていくことを学びました。
Day3で、経営戦略編は終わり!
今度はマーケティング編に入ります。
やることは経営戦略でも、マーケティングでも、大体一緒と授業ではいわれていますが、果たして!?
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