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マーケティング経営基礎戦略Day6

マーケティング経営基礎戦略の授業が終わりました。

ほとんど未知の領域の授業だったので、
なかなか要領をつかめず、課題に苦しんだ3か月間でした。

しかし!
終わってみると、経営戦略+マーケティングの
全体像について掴むことができるようになっていました。

そして、成績評価がなんとA評価でした!

エミレーツ航空

最終回のDay6のケースメソッドは、エミレーツ航空。
低利益率の航空業界の中でも好業績を出すUAEが誇る航空会社です。

私は、ウガンダに旅行に行った際に、
一度だけエミレーツを利用したことがあります。

とんでもなく広いドバイの空港、大きなモニターが付いた座席、
ドバイーウガンダの長マイナー路線に日本人のCAさんが乗っていて、
アテンドしていただいたのが、とても印象的でした。

今回は、グロービス独自のケースメソッドではなく、
ハーバードビジネススクールで用いられた、30ページ以上にもおよぶ、
Day6、この授業の集大成ともいえる課題でした。

地道に今まで学んできたことに取り組む

長編にわたる課題である一方で、設問はいたってシンプル。
航空業界の分析やエミレーツが好成績の理由説明を求められます。

問いに対する切り口は無限に出てきますが、
これまで学んできたPEST分析、5F分析、コスト構造分析etc…を通じて、
エミレーツも含む航空業界全体のKSFを出すことを行うと、
そのKSFを満たすためにレガシーキャリアの航空会社とエミレーツが、
どのように戦略を違え、業績の差が生まれているのかを、
わかりやすく見ていくことができるように思います。

高額な機体をどれだけ効率的に回せるか、つまりは稼働率の経済・・・。
稼働率の経済が働く中で、ファースト、ビジネスクラスが果たす役割とは何か・・・・。
エミレーツが就航している地域とレガシーキャリアが就航している地域の差は何で、どういう意味があるか・・・・。

などなど・・・、エミレーツの戦略について、
今までの学びを投入して課題も、授業も取り組みました。

授業全体を終えてみて

経営戦略とは単純に言えば、収益を上げる行動指針でしょうか。

そのための打ち手は多種多様にあって、
コストを下げること、高い値段をつけること、
競合との競争に勝つこと、未開の市場に展開していくこと、
人事や教育を整えていくこと、顧客に刺さる提案をすること等々。

しかし!手が出やすい打ち手を考える前に、
収益の構造を考え、業界の動向をとらえ、業界での勝ち筋を特定していく。

そうすると、自社のどこを改善・強化することができるのか、
事業のフェーズはどの段階で、だから今何をすべきか?が
はっきりしてくるし、確からしいものが得らることを学びました。

3か月、苦しんだ分だけあって、大きな収穫があったのでした。

次期は、財務諸表が読めるように3か月頑張ります!

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