東欧のサッカー文化から日本の指導を考えて欲しい。
サッカーといえばあなたはどこの国を思い浮かべますか?
スペインやドイツ、イングランドやベルギーあたりでしょうか。
あるいはブラジルやアルゼンチンかも。
そう、現代の人の多くがサッカーは西欧か南米を思い浮かべます。
じゃあ、それ以外の国ってサッカー文化がないんですかね?
そんなことはもちろん無いはず。
スペイン・ドイツ・フランス・イタリア・イングランド。
これら5大リーグを持つ国々に隠れた文化が根付いている国。
きっとあなたはまだ知らないだけ。知る機会が無いだけ。
今回はそんな”隠れた強豪国”について紹介したいなと思います。
実は今日旧ユーゴスラビア出身でサッカーの指導をされている方とお話をしてきました。
(その方は後日、紹介したいと思います)
今回紹介するのは知る人ぞ知る欧州の中の”隠れた強豪国”の多くが旧ユーゴスラビア。
簡単に旧ユーゴスラビアについて説明をしますね。
「旧ユーゴスラビア」
→セルビア/ボスニア・ヘルツェゴビナ/クロアチア/マケドニア/モンテネグロ/コソボ。
首都はベオグラード。社会主義国として結成された国家連合。しかし国家連合が緩やかになり、国名を「セルビア・モンテネグロ」と解消したこと、そして2006年にモンテネグロが独立したことをきっかけに完全消滅した。
旧ユーゴスラビア×サッカー。
パッと出てくるのは現代における世界最高のサッカー選手、クロアチアのルカ・モドリッチ。2018年のバロンドール選手であり、レアルマドリードで主力として降臨しています。
他にもバルサのラキティッチ(クロアチア)やA・マドリードのサヴィッチ(モンテネグロ)、ユベントスのピアニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)など多くの有名選手がいるのが旧ユーゴスラビア圏。
日本人に馴染み深いのは間違いなくこの2人でしょう。
「ピクシー」こと元名古屋グランパス監督のドラガン・ストイコヴィッチ。
そして日本代表監督も務めたイビチャ・オシム。
彼らもまた旧ユーゴスラビアの出身。
バルセロナのようにメソッドがあるわけではない。スペインやドイツのビッククラブが持つ大きな資金も選手が世界各国から来るルートも存在しない。
ではなぜ彼らのような選手が多いのか。
私はとある本で西欧が持つ独自のサッカー文化に興味を持ちました。
その本はこちら。
実用書ではないです。
ただ、サッカーには必ず人間の感情が付き物。
歴史や紛争、民族など切り離せない事象がサッカーを通じて見えてきます。
テーマに戻りましょう。
「東欧のサッカー文化から日本の指導を考えて欲しい」。
なぜ東欧なのか。
それは日本が目指すべき指導がそこにあるからです。
なぜスペインやイングランドではなく旧ユーゴスラビアなのか。
それはあなた自身で聞いて、考えて、導き出してください。
今日お会いした方については10月に登壇してお話していただきます。
(ちなみにこの前日本で行われた横浜FM vs Manchester Cityの試合も解説していました…)
今日話していた中から1つ紹介するなら、
「ピクシーのような選手は今の日本の指導では現れないだろう」ということ。
この言葉がよく分からなかった方はDMでお待ちしています。(笑)
指導のことはもちろん、文化的なところも、日本と比較しながらざっくばらんにお話していただく予定です。
日本語も流暢な方なので【通訳なし】で話していただきます。
海外出身の方が講師の場合、通訳によってニュアンスが変化することがしばしばありますが今回は一切ありません。それも1つの魅力かなと。
メインテーマはサッカーに関することになってしまいますが、できるだけ質問する時間を増やしたいなと考えているので興味ある方はDMをいただけたら詳細をこっそりお伝えします。
なかなかいけない国だからこそこうやって話して頂くのも貴重な機会かと思い、今回用意をさせていただいています。
それでは。
サッカーに必要な道具の購入、 それらを活かした情報発信へと活用していきたいと思います!