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【イトログ_015】 その土地の人

※この記事は2017.10.15に書かれたものです

今日、こんちゃんがオーストラリアに向けて長崎を発った。

昨年から目標にしていたメルボルンでのワーキングホリデー。情報収集や実際に現地を下見をしながら少しずつ準備をすすめていた。


「いつでも帰っておいで」と、たくさんの人に優しい声をかけてもらったそう。

僕はそう言いませんでした。僕は僕の立場から、違った気持ちで送り出したから。


これから1年間、彼女にはオーストラリア人として暮らしてもらいたい。その間、彼女の帰る場所はオーストラリアであってほしい。

その土地に住み、その土地のものを食べ、その土地の空気を吸って暮らす。その先にようやく理解できるその土地の文化があるはず。


僕は、自分の意思で行動した彼女の仲間であることをとても誇りに感じている。

1年間、向こうの風を纏いながら楽しんでくれたら。

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