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2021年の個人テーマは「感性」

明けましておめでとうございます。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は新卒で入社して5年間勤めた会社を退職して、独立しました。そんな個人的に節目の年であり、社会的にも大きな変化のある1年になりました。
前進したこともありますが、取り残されているものも多いような気がしています。

お正月の過ごし方もこれまでと違ったせいか、心機一転、新年を迎えるというよりは2020年の延長戦に入ったような感覚もあります。


忙しさからくる安心感

抱負というよりは、危機感から浮かび上がってきたのが「感性」でした。2020年春に独立したのですが、世の中は緊急事態宣言の真っ只中。晴々しくスタートを切ることもなく、マスクをしながら「これは不要不急かな?」と思いながらfreeeで作成した開業届を区役所に提出しに行ったのを覚えています。

そんなスタートから半年と少しが経ちました。前職時代から2〜3時まで仕事するのは割と慣れていましたが、フリーランスになってから仕事に没頭しました。いままでできなかったことができるようになり、尊敬できる方々と出会うことができることが嬉しくもありました。
様々なプロジェクトが抱えることになり、一つ納品したら、別プロジェクトの企画会議が入って...と、すぐに別の仕事に頭を切り替えます。

忙しさからくる安心感。ただ、ふと振り返ってみると仕事のことばかり考えていたら、感性が鈍くなったと気づきました。
その理由は単純で、仕事以外のことに興味や好奇心を向けることを無意識でしていました。


新しいアイデアが浮かばなくなる

映像制作のお仕事は、撮影や編集だけでなく企画や構成から始まります。もちろん撮影技術や編集スキルは重要ですが、「その映像コンテンツは届けたい人に届けられているか」「見たひとに変化を与えられているか」という核になる部分をしっかり考え抜いて設計する必要があります。

そこで自分の意見をしっかり伝え、担当者や一緒に制作する仲間に理解してもらわなければいけません。
そういう場で言える意見がいつも同じだったり、「なんとなく良さそう」と思ってもそれが、なんでいいと思ったのかを突き詰めて考えることができていませんでした。

このまま同じ状況を続けていたら、仕事が頭打ちになる、新しいアイデアの引き出しができないという壁にぶち当たると想像できます。そんなつまらない人間にはなりたくない。


感性を大事にする

感性を大事にすることは生活を大事にすること。
日々の日常の中で、自分がいいと思ったこと、好きと思ったこと、面白いと思ったこと、嫌だなあと思ったこと。自分自身にもアンテナを向ける1年にしたいと思います。

そして、仕事以外の余白を意識的につくろうと思います。
いろんなエンターテイメントに触れてみたり、
美味しいご飯を食べにいってみたり、
好きなブランドを見つけてみたり、
美術館へいってみたり、
お出かけをしたり。


最後に

素直に、自然体で、生産性だけでなく余白を楽しめる1年に。
「感性」が鈍ってるなあ、と気づいたときは危機感が大きくなりましたが、こうして考えみると前向きなテーマになった気もして良かったです。


もう少し、具体的にアクションしていきたいこともあります。


みなさん、今年もどうぞよろしくお願いします。


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