見出し画像

1+1=2からビジネスを考えてみる〜ビジネス数学的な思考より〜

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。

この数日はビジネスと数学をテーマに書いております。

ビジネスと数学をテーマにした投稿をするきっかけ

ビジネスと数学をテーマに書こうと思ったきっかけは、私の経験からです。

私はホテルに入社直後はウェイターとして社会人をスタート。入社3年目で社内異動で移ったのが経営企画室。財務諸表どころかワードやエクセルもわからない状況でした笑。

その後、ホテルの現場の方とも話をする機会が多かったのですが、とても気になっていたのが、「数字で会話をする機会が少ないのでは?」ということ。

画像1

管理職での会議は当たり前ですが、営業状況報告だったり、予算、決算などが議題になるのですが、それ以外の現場のミーティングだとほとんど会話に出てこないんですね…。

そんな経験からホスピタリティ産業を目指す学生さんや入社してまもない方が数字を身近に感じていただくきっかけにしていただきたいと思い、投稿しております。

1+1=2の足し算をどのように教わりましたか?

画像2

どうして数字の会話が少なくなったのだろう?と思い、自分の記憶も辿ってみたりすると、小学校の足し算の思考プロセスにぶつかるのではないかと思ったのです。

例えばですが、小学校で足し算をどのように教わりましたか?
おそらくですがほとんどの方が、

1+1=2
3+8=11

と教わったと思います。また下のように位が繰り上がる計算では、8を7と1に分解をして、3と7を足して10にしてから残りの1を足して11にする、なんてところまで丁寧に教わりました。

しかしそんなことだと、ビジネス的な考えができないということを本を通して知ることになるのです。

本から学んだことは何か?

私が読んだ本は、先日もご紹介したこちらの一冊。

『「仕事」に使える数学」(深沢真太郎著)
https://amzn.to/3nstu91

ビジネス数学のコンサルタントの深沢真太郎さんによる一冊。
こちらに掲載されているある問題からです。

□-□=5

資格に当てはまる数字を入れてください、という問題でした。
確かに6と1、7と2、8と3など…。
一桁だと限りがありますが、9999-9994でも5になりますよね笑。

さらに「5」を求めるための問題に変わったとしたら、

10÷2=5
1×5=5

5を求めるプロセスが増えれば、それだけ回答もいくつも変わりますよね?

ビジネスって結果を求めるためのプロセスが試される

ビジネスに置き換えたらどうなるでしょうか?
スーパー、コンビニなどの小売業であれば、売上目標が10,000円だとしたら(目標低すぎというツッコミはなしにして笑)

100円のおにぎりを100個売るのも10,000円
500円のワインボトルを20個売るのも10,000円

いくらでも方法が出てきますよね?

かつて「指示待ち族」という言葉がありましたが、まさに学校で与えられた計算式をいかに正確に回答するかという発想。
しかし、一度社会に出れば結果を求められ、そのための方法をいく通りも自分で考え、自分で回答(解決)しなければならない、そのためには計算プロセスからも思考の訓練として取り入れることが大切なんだと思います。

日曜日休んで、月曜日から新たな1週間を迎える方も多いと思います。
ご自身の仕事を振り返り、仕事で求めている結果、求められている結果が数字に置き換えられているか一度考えてみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?