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飲み会が多くなるこの季節、数学的思考でワリカンをスマートにできるようになろう!

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。
今日も読書にまつわることを徒然に書いていきます。

昨日から、本の内容にからめながら、身近な出来事を数字で考えよう、ということをお伝えしています。

月日が経つのは早いもので11月も半ば、2020年も残すところ1ヶ月半となりました。年末も近くなると聞こえてくるのが、忘年会やクリスマスパーティーなどのイベント。幹事さんにとっては、「またこの年が来てしまったか」なんて思っていらっしゃるかもしれません。

忘年会幹事さんの悩みは何か?

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忘年会の幹事さんの悩みといえば…

1. 日程調整
部署の人数が増えれば増えるほど、また直近になればなるほど調整に時間がかかりますよね?

2. 場所の選択
さ〜日程が決まりました、の次に悩むのが場所の選択。会社勤めの方であれば、上司や先輩の好みの食事を把握しておく必要がありますし、今年はさらにコロナ禍ですから衛生対策がしっかりしているか?蜜を避けるための席配置になっているのか、人数が多ければ個室利用もできるかなど確認事項が増えていきます。

3. ワリカンをどうするのか?
割り勘というと言い方はよくないのですが、1人あたりの料金設定は、忘年会幹事の最後の悩みは「ワリカン」。仲間同士の飲み会であれば完全に割り勘もできますが、職場での飲み会になると、役職や男女によって料金設定を変えているかもしれませんね。

どのようにスマートにワリカンをしているでしょうか?

事前に割り勘をしてその方に請求をしている、という方であれば問題ありません。また、計算機使ってきちんと均等に計算をしているのであれば、これも問題ありません。

しかし、当日全員に現金で集金をする、また運よく上司が多めに支払ってくれる、そんなことがあれば割り勘は避けて通れなくなります。

数学的にワリカンをスマートにできるようになるには?

今回のテーマで参考にしたのがこちらの一冊。

著者はビジネス数学の専門家、深沢真太郎さんの一冊。
ビジネスと数学に関して多数本を出版されています。
昨日の私の記事も深沢さんの一冊を参考にしました。

そして本に登場してくる事例がこちら。

あなたは、飲み会の幹事(男性)です。5人で19,220円をワリカンすることになりました。ただし、2人が女性で、この2人には少し安くしてあげたいと考えました。さてあなたならどうしますか。

女性への気遣いという点でもそうだし、上司や先輩との飲み会になると、それぞれの立場から傾斜して支払うことはありますよね。そんな時に役立つ考え方です。

上の例が出された時、皆さんはどう考えるでしょうか?
実は、最後がキリのいい数字だし、5人だからなんとか割り切ってしまえ!とスマホの計算機で

19,220円÷5人=3,844円で女性を3,500円にした時の差額を負担するのは…人でなんて考えていませんか?

でも、このように考えたら暗算でもできそうではないですか?

1.  約20,000円÷5人=4,000円/人
2. 20,000円-19,220=780円
3. ざっくりと800円として女性2人に400円ずつ戻し残り20円は男性側で調整する。

キリのいい数字をベースにして考えると暗算でも計算できるし、小銭を最小限にしてそれぞれが精算できますよね。

コロナの感染者は増加傾向にあると言われていますが、人と会う機会が多い時期であることは間違いのないこと。こんな数学的思考で楽しく乗り切りたいですね。

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