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20代OLが3年で億の資産形成をした話から学ぶ一冊『よゆうで1億ためられます!』

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。

こちらのnoteでは、私自身が20年間のホテルマン生活から培ってきた経験や身につけた知識からビジネスマンの明日につながるヒントになるよう投稿しています。

過去の記事はこちらです。

会社員の方であればこの時期は、年末調整ですよね。
この3連休の間に年末調整の書類を作成したり、作成途中に「あっ、ふるさと納税もしなきゃ!」と「さとふる」や「楽天ふるさと納税」でポチポチされていた方もいらっしゃるかもしれません。

この時期は来年の計画を立てたり、年末ジャンボ宝くじにトライなど、いつもの時期よりもさらに「お金」を気にする季節ですね。

ところで日本のマネーリテラシーってどうなんだろう?

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「マネーリテラシー」とは「お金の知識を持ち、それをうまく活用する能力」のこと。料理ならばレシピを学んで料理を作りますが、「お金と向き合う」「お金を増やす」ことについてどこかで学んだことはありますでしょうか?実はこんな結果が出ています。

金融広報委員会(知るぽると)が2019年に実施した「金融リテラシー調査」によると、株式や投資信託などリスクのある資産を購入したことがある人の割合は全体の約2~3割程度しかおらず、「金融知識:金融・経済の基礎」といったお金の基本知識(金融リテラシー・マップ)に関する正誤問題の正答率も49.8%と、5割を下回っていました。また、この金融リテラシーに関する共通の正誤問題に関する正答率は日米で10%もの開きがあり、ドイツ、英国と比較しても、日本は7~9%ほど低い水準です。

全国の18〜79才、約25,000人へのインターネット調査の結果だそうですが、先進諸国の中でも低い水準。アメリカでは高校生でパーソナルファイナンスを学ぶそうですが、日本の高校の授業でお金についての専門的な授業はありませんでしたよね?

女性が「お金」のファーストステップを学ぶのに役立つ一冊は?

男性ならば、仕事でお金の話題になり独学で身につける機会はあると思うのですが、女性はなかなかそのような機会を持つのが難しいのではないでしょうか。そして、パーティーなどは友人同士で参加できても、プライベートの勉強会、ましてや個人に関わるお金のセミナーに参加することは少し障壁があるはず。

そんな時に手にしていただきたいのがこちらの一冊です。

著者は八木エミリーさん。現在は富裕層向けに資産活用のアドバイスをされる独立系のファイナンシャルプランナーやセミナー講師として活躍をされています。

しかし、八木さんの社会人としてのスタートは野村證券の営業職。ここまで聞くと「やっぱりお金に強い人が書いた本では?」と思われるかもしれませんが、スタートは学生生活での極貧生活。

仕送りがあっても差し引くと残りは月に3万円。電車も回数券で乗っていたとか、表紙のご本人のプロフィール写真とはかけ離れたような感じ。また、ご自身の失敗談からクレジットカードのリボ払いの罠について説明されているのも面白いところです。

本は全体で5章で構成されていて、ご自身の経験談から始まり、NISAやiDecoなどの商品説明、オススメの銘柄、不動産投資における注意点、そしてお金を使う際のマインドづくりまで。読者の方のステージに合わせて読むことができます。

コロナ禍で働き方自体が変わる中、お給料をいただくだけでなく、自分の資産をどう生かすか、また副業、起業からどのようにお金を生み出すのかを考えなくてはなりません。

そんな貴方にヒントとなる一冊になると思います。

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