パパには言えない、ある冬の出来事

サンタは、嫌がるママの口を強引に開いて、激しく舌を絡めた。
ママも最初は抵抗していたけど、今はぐったりとなすがままにされてる。
「奥サン、オ利口サンダ。息子サンニ、今ノ姿ヲ見ラレタクナイダロ?」

サンタは右手でママの両腕を抑えたまま、器用にママの服を脱がせ始めた。
「か……堪忍!」
聞く耳を持たぬ風にママの服を脱がすと、奴は白磁のような双丘に無骨に手を這わせた。
「へへ、ふぃんらんどニモ、コンナ美シイ山々ハナイネ」
その衣装に劣らぬ真っ赤な舌が、ママの全身を舐めまわす。

「ひぃッ! ひぐぅぅ……」
ママは、サンタの容赦のない愛撫に身も世もない悲鳴を上げた。
「ソウダ奥サン、モット感ジルトイイ」
サンタは、ヒゲをママのいやらしい蜜でベットリにしながら、長い舌で口の周りを舐め回しながらニヤリと笑ってみせた。
「年ニ一度ノ楽シミダカラナ。フヒヒ」

ママを居間のクリスマス飾りで縛ると、サンタは袋の中から銀色のチューブを取り出した。
「な……何をする気?」
ママは、サンタから逃れようと必死にもがく。
「奥サンヲ、極楽ニ連レテッテアゲヨウ。ククク……」
透明なジェルをサンタは指先に付けると、ママの敏感な部分に念入りに擦り付け始めた。

最初は怯えているだけのママだったが、ものの数分もすると腰をもじつかせ始めた。
「や……」
サンタは右手一本でママの両腕を器用に抑えながら、ニヤニヤ笑いを顔に張り付かせたままママの様子を窺っている。
「あ、熱いぃ。な……何を塗ったのっ?」
「ドウシタノ? 腰ヲモジツカセテ。段々タマラナクナッテキタンジャナイノカナ?」

サンタの指先が、ママの敏感な突起に触れる。
「あぁぁぁぁぁッ!」

ママは「おこり」のように全身を突っ張らせた。
ママの股間からは、大量の液体が出ている。
「いッチャッタミタイダナ、奥サン。オモラシナンテイケナイ女(ひと)ネ」
ママは全身汗びっしょりで、もうサンタの声も聞こえていないようだった。

「サァ。今度ハ、コッチガ気持チヨクサセテ貰ウ番ダヨ? 奥サン……」
サンタが赤い衣装のズボンを下ろす。
ママの口元に、サンタの巨大なモノが近寄せられる。
「あ……あぁ」
忘我の表情で、ママはそのサンタの赤黒いモノに舌を這わせた。

……。
ここまで見て。
僕は、身体の震えが止まらないまま自分の部屋に戻った。

これが。
「サンタがママにキスをした」事件の真相。

――こんなバカ話をクリスマスの深夜に思い付いて、部屋で一人で笑ってました。コレで結構、幸せです。

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