君は「巣作りドラゴン」を知ってるか?
「アストロノーツ」って言葉の響きがいいので、子供の頃の将来の夢は宇宙飛行士でした。
生来の不精者ですから、宇宙になんか行きたくなかったんですけどね。
「将来の夢」を聞かれる時って、大体「子供らしさを求められている」ような気がするじゃないですか?
だからホラ、ね?
どうも。
そういうところが子供らしくなかったキタナカです、こんばんは。
久々に、風邪を引きそうな予感がします。
急に涼しくなったからですかね?
漠然とした、関節痛と悪寒を身体に感じます。
胃の調子が悪いとこだったので、弱り目に祟り目って感じで。
ま、なんとか乗り切ろう。
……って、まだ火曜かようっ!(ガッカリ駄洒落)
ま、いい。
頑張ゆ。(可愛いですね、相変わらず)
ここから本題。
「巣作りドラゴン」というゲームを御存じだろうか?
実際のところは「ギャルゲー(平たく言えばエロゲ)」なんですが、「ゲーム」として非常に面白いゲームです。
具体的には。
雄のドラゴン(人間型にも変身できる)が自分の巣(ダンジョン)に冒険者をおびき寄せて、自分の婚約者である雌ドラゴンに認めてもらえるだけ財宝を集める、というゲームです。
【ファーストフェイズ】
「人間の住んでいる場所をドラゴンの姿で襲い、街の冒険者たちを誘(おび)き寄せる」のが主目的です。
「街」をターゲットにすると、初級冒険者が多いので実入りは少ない。
「城」をターゲットにすると、上級冒険者がやってくるが逆に自分が倒されるリスクまである。
攻撃する際には、全滅させると冒険者の数が減る。
攻撃が弱すぎると、人間たちの危機感を得られず冒険者の数が少なくなる。
絶妙に攻撃すると、冒険者が押し寄せます。
その匙加減を楽しめます。
【セカンドフェイズ】
捕らえた捕虜を使って、「婚約者が納得できるレベルのセックススキル」を手に入れます。
まあ。捕虜の信頼を得られれば(回数を重ねて、性的な意味で満足させられれば)、ダンジョンを守護してくれる力強い味方になってくれます。
正直なところ「蛇足」だとは思いますが、「エロゲ」という特性上しようがないとも思います。
ヒロイン的な位置付けの捕虜は強いし、レベル据え置きなので次の周回では手強くなりますが、味方になれば無双してくれます。
この辺の駆け引きも、面白いです。
【サードフェイズ】
「巣(ダンジョン)を作成し、罠や守護モンスターを買って冒険者を倒していく」ことにより、金と名声を手に入れて「捕虜」を取ることが出来ます。
巣の大きさは一定なので、捕虜が増えれば部屋のスペースが取られる。すると配置できる罠は少なくなります。捕虜の満足度も「味方になってくれるか?」の基準になるので、気を遣います。
一回エンディングを迎えると「周回モード」になり、レベルアップしたモンスターで「お気に入り」のモンスターを数匹、次の周回に持ち越すことが出来ます。
※時間も遡るので、味方になった捕虜は強くなった状態で「敵」に戻ります。財宝も持ち越せませんので、数体のモンスターだけが初回と違うだけになります
これで、随分と楽になります。
それを繰り返し、「婚約者と結婚する」のがトゥルーエンドなゲームです。
で。
だいぶ軌道に乗ってきました。
クリアランクは「A」まで伸びましたし。
金にも魔力にも困る事はなく、後は効率の問題になってきました。
最初は、300Gの罠の設置に悩んでいた俺がですよ。
「1000Gの罠を取り敢えず作って凌いで、後ほど1500Gの罠に作り変える」なんて贅沢をする日が来るとは…。
ここまでやれば、レビューしてもいいでしょうね。
このゲーム。
10段階評価で言えば「8」ってところでしょうかね。
まず「周回モード」で、一周目は(条件を満たした上で)特定のハッピーエンドしか迎えられないってのはどうかと思う。
二周目でも、「違う」特定のハッピーエンドしか迎えられない。
最初に辛さを与えて数周目の自分の強さを感じさせる、という演出なんでしょうけど。
頑張れば一周目でトゥルーエンド行けるのかなぁ? うん、絶対に無理だ!
トゥルーエンドは、何周回目が最短なんだろう? まだ分かりません。
そして、攻め込んでくる敵が単調。
個性はないし、動きのルーチンも「ファルカタ」クラス。
モンスターの配置も、「『必殺斬り(※)』を持ってる敵がいるから『必殺無効』を持ってるモンスターを入口に配置」とかその程度で大丈夫だし。
※「必殺斬り」は、どんなHPが高いモンスターでも攻撃が当たれば、一定の確率で一撃で殺されるという恐ろしい技です。この日記を書いている時点で既に「やり込んでいる」ので簡単に書いていますけれど、『必殺無効』を持ってる強いモンスターを持っていなければ、味方は全滅する勢いです。まあ倒すと味方に出来るので美味しい敵ではあるんですけどね?
今いち戦略性には欠ける。
もっとも、サードフェイズには、特筆モノの気持ち良さがあるのも事実。
このゲームの楽しみポイントは、つまりココです。
「自軍の弱い戦力を知性でカバーするのではなく、自軍の強い戦力でも出来てしまう隙をいかにして無くすか?」という戦略性です。
そういうゲーム。
この違いが、このゲームの好き嫌いが分かれる所だろうなぁ。うん。
なんて、真面目にゲーム(しかもエロゲ)について語ってしまいました。
これで結構幸せです。
かしこ。(ネカマです)
――その後、「S」クリアできるまで「やり込み」ましたが(ハーレムエンドまで見た)、クリアランク「SS」には辿り着けませんでした……。
タメになるコトは書けていませんが、サポートいただけたら励みになります。よろしくお願い申し上げます。