夏の夜

夏の夜が好きだ。
じんわり暗さが増す空と、
素肌を纏う暖かい空気。
少しわくわくする不思議。

枕草子の時代から
評価されている夏の夜だから、
遺伝子レベルで感じているのかもしれない。

花街だった通りを歩く。
蛍に代わり、照らす提灯。

楽しかったことを思い出したり
楽しい未来を思い描いたり

夏は夜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?