強い組織の共通点

強い組織の共通点として、組織内の言葉の定義が整っているというのがあります。報連相、という言葉それぞれについても、言葉の定義が整っていて、コミュニケーションが円滑に進んでいます。


試しに職場で報連相のそれぞれについて隣の方に定義を聴いてみてください。一致していれば、組織内のコミュニケーションは円滑に進んでいるでしょう。でも、一致していなかったら、組織内のコミュニケーションにズレが生じていることが多いです。


言葉ができて行動が生まれます。言葉の定義が整っていることは、ただ単にコミュニケーションを円滑にするだけでなく、組織の力を高めることにもつながります。

たとえば、「報告」の定義が「起こった事実を伝えること」であれば、報告を受ける側も具体的な情報を期待します。

「連絡」の定義が「必要な情報を共有すること」であれば、受け取る側は情報を受け取った後の行動を考えます。

「相談」の定義が「意見や助言を求めること」であれば、相談する側も受ける側も前向きなコミュニケーションが取れるようになります。

このように、言葉の定義が整っていると、各自が同じ認識で行動できるため、無駄な誤解やトラブルを避けることができます。

また、言葉の定義がしっかりしていることで、組織の目標やビジョンも共有しやすくなります。それにより、組織全体が一丸となって進むことができるのです。

ぜひまわりの人達と、言葉の定義を整えてみてくださいね。言葉の定義を共有することで、コミュニケーションがスムーズになり、結果としてより強い組織を作り上げることができます。それは、組織の成長だけでなく、個々の成長にもつながっていきます。