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テリハハウス日記(2022-23第11回-4)

自分が行った会場に関する比較検討の回の4回め。

まずはじめに自分が持っている比較のポイントは

  • 公共交通機関を使って行くことができるか、少なけれれば
    その他の手段をクラブが提供しているか?

  • 比較的安価な料金帯で座ることのできる椅子の質はどうなのか?

  • 試合の勝ち負けだけが楽しみにならないような工夫がなされているか?

この3点を、今回ははじめてのB1会場北海道立総合体育センター
「きたえーる」について話してみよう。

公共交通機関を使って行くことができるか、少なけれれば
その他の手段をクラブが提供しているか?

この点についてはBリーグ会場では最高。
地下鉄の東豊線で豊平公園という駅で降りて、改札を出て案内通りに歩くと
あっという間に入り口へとたどり着く。

駅からの通路を歩くと
こういう入り口に着く。

北海道、という降雪地帯特有の街づくりなのかもしれないが、
大きな場所、大きな通りから外気に触れず、別の大きな場所、
大きな通りまで行くことができる、そこから小さい場所へ
向かうときに初めて「寒い」という感覚を感じる。


比較的安価な料金帯で座ることのできる椅子の質は
どうなのか?

次は、椅子について話をしてみる。

箱自体の列編成はコート周り長辺2列・短辺2列編成。
そして1階スタンド長辺8列・短辺ホーム側5列・アウェイ側グループソファシートが十何セット、2階スタンド長辺9列・短辺9+3の12列、更に長編は
上層スタンドがあってこれが5列編成。
・・・とにかくでかい、けれどもここは「バスケットホール」であって、
「バスケットハウス」じゃない、ましてやアリーナじゃない。

足元が広々とはしている
段目は比較的緩やか
遠くへなだらかに広がる構造

椅子自体は布張りで座面と背面が分かれている2ピーススタイル。
カップホルダーがスタンド席に付いていないのは原則飲食禁止という
体育館のお約束、があるのだろう。
あと段目の付け方が数字でもなく、アルファベット表記でもなく
ひらがなのあいうえお表記であることに、中島体育センターの後継施設と
いうことがよく分かる。

程よい幅の広さなのだが

試合の勝ち負けだけが楽しみにならないような
工夫がなされているか?

音の使い方が上手いよね、特にB1 にしかないビデオ判定の待ち時間に
普通は名探偵コナンのあの曲を使うところが多いけれど、ここは
「ガチの探偵事務所」をスポンサーにつけてその探偵事務所の
テーマソングを判定の時間中ひたすら流している。
・・・「真実を求める」という意味で共通してはいるが実に面白い。
食べ物もキッチンカーが屋外に出ていて再入場券をもらって出るという
手間が掛かるが、なると屋の折茂さんが怖い顔をして「せっかく窓を開けたんだ、とっとと買えや」という圧に押されて半身揚げがうまいのも分かっているが今回はザンギ3つ買うことでよろしいでしょうか、になって食べてみたけれどうまかった、おまけに外からの持ち込みができない分、
多種多様な食べ物を用意している。
あとはペイペイ以外のキャッシュレス決済に対応するレジを入れることと
地域クーポン券も使える仕組みを作ってくれたらありがたい。

あとは自分だけが楽しければ良いお客さんは良いお客さんじゃない。


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