飄々と社内で働く人の特徴とは…

私自身、一緒に働く方々に「飄々としてますよね」とよく言われます。ポジティブなイメージであれば「素直な人」でしょうか、ネガティブなイメージであれば「無責任な人」とも言い換えできそうです。いろんな「飄々としてる人」の論評がありますが、ほとんどの人が理解不足ではないかと感じます。これは私が書くべきだと思い、ちょっとまとめてみたいと思います。

真っ先に思いつくのが、それが「見た目」でしかないってことです。だから話したり、一緒に働けば自ずとイメージは変わります。例えば、「単に変な人でした」だったり、「お茶目な人でした」なんて言われたりします。「成果をあげる人ってこんな人なんですね〜」って言われた時には小っ恥ずかしくなりましたが、これは「人を知ること」の難しさだったり、ドラッカーで言えば「自分がどう見られたいか」が無意識に出ちゃってたりして、恥ずかしい限りだったりします。

次によくあるのが「勘違い」です。「飄々」の意味が違ってたりします。先の言い換えでわかりますが、根本的にイメージが良くないんです。「颯爽」ではないんです。「逃げ足が速い」んです。私自身、「スッと居なくなりますよね」って言われたことがあります。会議後、私はすぐに次の行動に移ります。余韻というか、会議後の確認というか、その時間や瞬間が嫌いだったりします。宴会後、スッと居なくなり、同じ気分の数名で別で飲んでるとこにまた遭遇し、「こんなところに居たんですね。探しましたよ」と言われたこともあります。いわば「時間管理」が出来てるだけです。もしくは「人に依存しないようにしてる」んです。

ドラッカーやアドラー、福澤先生や渋沢翁の著作に大いに共感するのもこのタイプじゃないかよ思います。ドラッカーのいわゆる「セルフマネジメント」は共感と自分の強化ポイントを見つけた教えでしたし、アドラーの「課題の分離」にも即納得でした。今や随分強化でき、自分のことのように話すことすらあります(笑)

中でも大事にしてるのは「人の尊重」です。『自由からの逃走』のエーリッヒ・フロムの言葉を借りれば、「人を肯定する」ことです。意外とこれが一番シンプルな「基準」です。ただ、権力や権限を持った人にも同じでないことが最近は多いですね。残念ながら。

「飄々」… そうでもないと本人は思っています。「颯爽としてますね」と言ってあげてください(笑)

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