読書会を11年続けてわかった「学び方の極意」とは…

全国に多くの学び仲間が出来、いろいろ相談にも乗って来ました。ほとんどの人が学ぶことを目的にし、ほとんどの人はその良し悪しを講師や運営の問題と言います。私も上手い、下手、おもしろい、つまんない…など評価に晒されて来ましたが、今や私だけの問題ではなく、「場」の課題だと言い切れますので、気にしていない自分が居ます。

視点を変えてみれば、自分の「学び方」を探している人は無意識に「しっくり来ない」その学び場に「変えたい」「変わりたい」ということを表してることが多かったりします。つまり、自分を受容出来てないんです。私の読書会では、幹事グループがおり、運営や参加者の心理を大事にするマネジメントを実践しています。幹事グループの「意思」が読書会に自然と反映し、場をつくって行きます。これはファシリテーションの極意でもありますが、学び方でもあります。

それぞれの学び方はありますが、一番の学び方は、仲間と意見をシェアすることなんです。学校の授業でも、先生の講義以上に友人の何気ない一言が刺さる、腑に落ち、学ぶキッカケになったことが一度や二度あるはずです。これが一番の「学び」だと言い切れます。

ここで大事なのが「自己受容」です。人の声に耳をかすだけでなく、言葉を受け入れ、ちゃんと咀嚼することです。咀嚼せず、しばらく頭の片隅に置かれてることもよくあります。ある時、ハッと気づくなんてことは私自身よくあることですし、そんな人をたくさん見て来ました。

みんなで学ぶ、学び合う場や仲間がいること、これが読書会の成果、「コミュニティシップ」の醍醐味ですね!

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