面倒だから、しよう👣

今回は
渡辺和子さん の「面倒だから、しよう」 という本からシェアいたします!

この本は
日々をていねいに生きること。幸せは自分が決められること。相手の気持ちを考えること。自分を受け入れる大切さ。
それぞれのエピソードと共にわかりやすく考え方のヒント与えてくれる本だと感じました。

渡辺和子さんはシスターなので聖書の言葉とイエスの言葉たくさん出て来ますが、宗教的なことにまだ引け目で未熟な僕にも違和感なく読み込めた本でした。
僕が印象に残ったものを1つピックアップしてエピソードと言葉をシェアします。

●消しカスを集める女生徒
渡辺和子さんが学期末テストの監督をしていた時の話です。
テストの回答を終える順に退席してよいルールの中、1人の生徒が試験を終え席を立ち上がってから、また何かを思い直してまた席に座る様子に気付きました。その生徒はティッシュを取り出すと、自分の机の上の、消しゴムのカスを集めてティッシュに収めて、目札をしてから教室を出て行きました。その頃生徒たちと、「面倒だから、しよう」を合言葉にしていて、それを実行してくれてとても嬉しかった。というエピソードがあります。

消しカスをそのままにしておくのも、片付けるのも本人の自由です。
面倒くさいと思ったのに対して、欲に勝って、より良い方を選択をし、よりよく生きることが大切と仰っています。ほんの小さな出来事ですが、ここから変われると捉えれます。
「よりよく生きるということは、自分中心に生きようとする傾向と闘うこと。」
人は誰でも面倒を嫌い、楽な道へ進んでしまう傾向がある。その道へ進んでしまっては自分の弱さに気付くことはない。
同じことは二度とない。だから今という瞬間を大切にする。どう自分で物事に対して臨むかは自由であり、ほんの少し捉え方や見方を変えることで人生がより良いものになると説いています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?