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今日をがんばった自分と、明日も生きるお約束。

折に触れ、思い出す拷問がある。
それは、「穴を掘り穴を埋める」という単純なもの。
何時間も掘り続けた穴を、何時間もかけて埋め、
再び何時間も穴を掘り埋める。
その繰り返し。

いつどこで聞いた話か覚えていないし、
本当にそんな拷問があるのかも知らない。
でも、なんて厳しい罰なのだろうと思った。

人間の多くは、意味のない行動を続けにくい。
ツラくてたまらなくなってしまうから。
もし今あなたに、ツラいことがあったなら、
やってる意味がわからないからかもしれない。

意味なんてなくていいんだよ、と励まされても、
意味はあるよ、と鼓舞されても、
自分が納得できない限り、ずっとツラい。

納得できるように考えても、行動しても、
やっぱりどうにも腑に落ちない。
そんなこと、生きてたらよくある。
だからとりあえず、考えて行動して、
それでも腑に落ちない自分を褒めてみる。
考えることを選んだこと、
答えのない道を歩いて行動したこと、
まさに勇者。かっこよすぎる。

自分を褒め称えたあとは、たのしいことを探して、
何もかも一旦放棄する。逃亡する。存分に遊ぶ。

放り出しても逃げ出しても遊んでもダメなときは、
あきらめて何にもしない。空を眺めてぼーっとする。

そしたらいつか、なんとかなる。
意外と前に進んでいたり、道の間違いに気づいたり、
どうにかなって、いい日がやってくる。

そう思いながら明日も目を覚ましましょ。
今日も1日、おつかれさまでした。


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