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book note

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読んだ本や気になる本など、「本」にまつわる記事を集めました。写真とつぶやきがメインです。
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#読書

読むだけが読書じゃない、かもしれない。

1日で何十冊も読めたらいいのになあ、と日々思います。 読みたい本は増えるばかりなのに、読…

広山しず
5日前
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アリエッティの原作だけど、映画は未視聴。観てみたいな。表紙の通りかわいいお話かと思いきや、なかなか厳しい場面も多々あってびっくり。いつの時代も自分が属する文化や生活圏だけが正解と思わぬように生きられたらいいな。アリエッティが暮らすお家の様子はとてもわくわくしました^^

広山しず
2週間前
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血のつながりだけが家族じゃないとしみじみ。優子さんがとてもすてきな大人でした。誰かに優しくするためには、自分が立つべき地面をしっかり踏み固める時間が必要なんだなあ。図書館で借りた本だけど手元に置きたい一冊でした。文庫が出たら、単行本と比べて装丁の気に入った方を買いたい^^

広山しず
1か月前
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春の限定カバーバージョンを購入◎とても透きとおった1冊でした。ネタバレしちゃいそうなので中身については触れず^^;。紙の本でしかできない体験は、やはり貴重だなと改めて感じました。印刷された文字、肌で感じる紙の質感。電子も良いけれど、紙でしか味わえない悦びもたしかにあるようです。

広山しず
2か月前
13

表紙を開いた瞬間、鱗みたいなページに迎えられてドキドキ。平凡だけど穏やかな毎日から、未知だらけの日常へ放り込まれるなんて恐ろしい。でも、未知もいつかは既知になり、居場所が増えていくんだなとハッとする物語。冒険に怯えるわたしは、いくつになっても怯えてばかり。そろそろ出発しないとな。

広山しず
2か月前
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こどもたちは、日常を冒険に変える天才ですね。わたしも思い出したい才能。冒険の最中でも、習慣が習慣として残っているところがかわいい。いつも通り習慣が、ホームシックにならない理由のひとつだったりして。語りの正体に最後まで気づかなかったわたしは、ぼんやりさんでした^^;

広山しず
2か月前
8

なぜ物語を書く人生を歩んでいるのか。その問いを紐解く長い長いインタビューから生まれた一冊です。上橋さんの物語が生まれた必然を感じるお話でした。人間は、物語を共有することで、共同体として群れることができる。物語が破綻した時、共同体も壊れるんだろうなとしみじみ考えてしまいました。