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book note

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読んだ本や気になる本など、「本」にまつわる記事を集めました。写真とつぶやきがメインです。
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記事一覧

まず、所属する組織が「変えようと思えるほどの存在か」が大事かもしれない。人も組織もいつだって方向転換できるし、変われるしやり直せる。でも、手遅れの場合も少なからずある。これは組織を変える一冊というより、自分はどういう仕事をしていきたいか?を考える本だったのかな。

広山しず
4日前
15

はじまりの物語を知れて、すごく大満足な4巻。はじまりを知りつつ、1から読み返してみたいですね。相変わらず、津軽の強さが好きすぎます。静句の強さもかっこいいけれど、めちゃくちゃな津軽の方がわたしは好み( ´ ▽ ` )!アニメにもなっていたようで、そちらも気になります✨

広山しず
9日前
9

さすが名作。ニンマリしちゃいました( ´ ▽ ` )!わたしはもう十分に大人だから、ケーキ屋さんみたいな思い込みをたくさんしているのかもしれない。でも、そういう大人的な思い込みがとても嫌いだったりもする。気をつけよ・・・。作者も物語の一部になっているところがとても好きでした^^

広山しず
13日前
6

春の限定カバーバージョンを購入◎とても透きとおった1冊でした。ネタバレしちゃいそうなので中身については触れず^^;。紙の本でしかできない体験は、やはり貴重だなと改めて感じました。印刷された文字、肌で感じる紙の質感。電子も良いけれど、紙でしか味わえない悦びもたしかにあるようです。

広山しず
2週間前
12

表紙を開いた瞬間、鱗みたいなページに迎えられてドキドキ。平凡だけど穏やかな毎日から、未知だらけの日常へ放り込まれるなんて恐ろしい。でも、未知もいつかは既知になり、居場所が増えていくんだなとハッとする物語。冒険に怯えるわたしは、いくつになっても怯えてばかり。そろそろ出発しないとな。

広山しず
3週間前
12

こどもたちは、日常を冒険に変える天才ですね。わたしも思い出したい才能。冒険の最中でも、習慣が習慣として残っているところがかわいい。いつも通り習慣が、ホームシックにならない理由のひとつだったりして。語りの正体に最後まで気づかなかったわたしは、ぼんやりさんでした^^;

広山しず
1か月前
8

なぜ物語を書く人生を歩んでいるのか。その問いを紐解く長い長いインタビューから生まれた一冊です。上橋さんの物語が生まれた必然を感じるお話でした。人間は、物語を共有することで、共同体として群れることができる。物語が破綻した時、共同体も壊れるんだろうなとしみじみ考えてしまいました。

読み終わってしまったー…。ついにシリーズ完結。長い長い物語の中で起きたあらゆる出来事が、激しくもゆるやかに収束していきました。最後のページ、あまりにも穏やかでとてもしあわせな気持ちに◎。読み終わってさみしいので、さっそく外伝を買いに行こうと思います。ドラマもアニメも見たい^^!

広山しず
1か月前
9

ファンタジーは架空の世界だけど、壮大な世界に矛盾はなく、すべて必然に感じる。それをすごいと思う反面、矛盾のなさが物語なんだとも思う。現実の世界は、矛盾だらけでわかることのほうが少ない。それなのに、すべてをわかった風に進んでいく。圧倒的な物語から学んだ現実の姿。

広山しず
1か月前
5

次々と、本当に次々と壁。それでも立ち上がって走るチャグムの逞しさが、うれしいようで寂しい。子どもと大人では、流れる時間が違うから、あっというまに遠くへ行ってしまう気がする。遠くへ行ってほしいけど、一緒に歩きたくもある。複雑な気持ち。最終章がついに始まってしまってしまったー……。

広山しず
1か月前
3

無謀でもこどもっぽい夢でもチャグムを応援したい。与えられてしまった地位から逃げるのも、胡座をかくのも、存分に利用するのも、ありなのだ。そこで立ち向かう道を選ぶ皇太子はかっこよすぎるでしょう。怒涛の最終章が気になりすぎて、もはや違う本が読めない現在です。

広山しず
1か月前
8

善悪は人が一人ひとり判断するもので、カミサマは決められない。決められないというか、決める気もないんだろうなと思ったり。人は簡単には死ないけど、それでも簡単に死んでしまうことも多い。わたしたちが今生きているのは、たくさんの奇跡と偶然のおかげかな。明日も笑顔で生きられますように。

広山しず
1か月前
5

図書館へ行く前に、積読と遊ぶ。

先日の記事で、気ままに走る人 さんから 「どんな積読があるのか興味津々です!」と コメント…

広山しず
2か月前
29

家畜が狼の被害に遭う話をする場面で「鹿の王」を思い出した。違う世界の話なのに、地続きの同じ世界なんじゃないかと思えてゾクっとした。この世界ではないどこかの話なのに、現実としてそこにある気がしてしまう。バルサとタンダの関係もとても好き。恋とか愛では語り尽くせないたったひとりの人。