見出し画像

レビュー: DxO Pure RAW2を使ってみました

以前、DxO PhotoLabを使って見ましたが、新たにDxO Pure RAW2をレビューさせていただく機会ができたので使ってみました。(最新版のDxO PhotoLab Elite版を使っているユーザーであれば、そちらでも同様の体験ができると思います)

Dxo Pure RAW2

使い方は非常に簡単で、画像を追加すると、ボディとレンズの組み合わせのモジュールをダウンロードする選択肢がでてくるので、ダウンロードを行い、画像処理をHQ, Prime, DeePrimeの3つから選択。出力フォーマットをDNGかJPG科を選択し、出力先を選択するだけです。

自分はデスクトップPCのほうは英語環境で運用しているので英語表示になっていますが、日本語環境だと日本語で表示されると思います。

HQ, PrimeがDxOが昔から提供していた光学補正やノイズ除去の技術で、Deep Primeは深層学習を活用した最新の技術となります。なので、Deep Primeは通常選択で良いのですが、Rawファイルでないと選択できないため、Jpegファイルを処理するときは、HQかPrimeを選択することになります。

ということで、先月バルセロナMobile World Congress出張のあとに立ち寄ったタラゴナの写真をPure RAW2を使って現像してみました。

EOS M3とEF40mm F2.8で撮影 ISO1000

左半分がもとのRAW画像、右半分が補正後。

ちょっと見づらいので拡大してみます。

ノイズ除去と、シャープネスがかなり効いていますね。

そらの部分や、教会の壁のノイズ処理具合がよくわかります。

Pure RAW2は初代Pure RAWと比べて処理が高速化されており、4枚を現像した場合だと使用しているデスクトップPCで1分弱の処理時間でした。

高ISOだけでなく、低ISOでも利用が多いということで、低ISOの写真を処理してみました。

EOS M3 EF40mm F2.8  F5.6 iso200で撮影

このようにかなり差がでます。

もう1枚、最近買ったEOS RPで撮影してみた1枚です。

EOS RP EF40mm F2.8

木の格子のノイズ除去だけでなく、糸の明瞭感もあきらかに良くなっていますね。

昔のJPEGのファイルも処理してみました。
2018年にウクライナのキエフで撮影したものです。

ドアを撮影していたら偶然通りかかった少年。黄色がいいコントラストかつウクライナの国旗カラーになりました。

昔の写真でもとてもきれいに蘇りますね。

今後、写真を撮影する楽しみがさらに増えそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?