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スマート・コントラクトを作るのは、「確かに」難しかった

~Blockchain Knowledge Foundation投稿 Making smart contracts WAS hard.翻訳記事~

ブロックチェーンはwrite only(書き換えのみ可能)でありかつ分散化されているが、エラーにはどのように対処していくのか?外部環境の変化にどうやって適応していくのか?

手書きコーディングでは対応不可能 手書きでエラーをなくすというのは難しい。コーディングしたあとでテストをする、というのは10個程度のエラーを無くす手法としては良いが、全てのエラーを探せるわけでも無い。テストをすればエラーは消せる、という考え方は古い。プルーフ・メカニズムないしは自動生成コードの仕組みが必要である。

自動生成コード数理的翻訳機能をもとにしたプルーフ・メカニズムがある。Google翻訳と比べてみればわかる。Google翻訳で英語をエラーの無いJAVAコードには変換出来ない。UBL(Universal Business Language)ではエラー無しにそれが出来る。Google翻訳では、確率論的AIやグラフ理論というパラダイムを用いてる。我々が用いる決定論的一階述語論理による数理的な翻訳は、常に正しい翻訳がなされる。

あらゆるブロックチェーンの上で動く我々の言語レイヤーは、必要不可欠なツールと手法を提供する。スコップ1つで山にトンネルを掘ることは出来ない。適切なツールは重要だ。ブロックチェーン上に載るコンピュータ言語レイヤーは必要とされている。

我々は有機的なソリューションを提供する。Write-onlyのブロックチェーンをどう変えていくか。外部環境の変化にブロックチェーンをどう対応していくのか。人間の人生における変遷と共通点があると考えている。人はDNAを有していてDNAによって人生を送ることができる。ブロックチェーンやICOにはその様な内部メカニズムが機能していない。

UBLはスマートコントラクトの管理、修正の必要性に適応し、成長し、そしてサバイブするメカニズムを内包している。UBLはプライバシーとセキュリティについてもソリューションを提供する。都度コーディングしたり、手動でメンテナンスするのは面倒であり、それについてのソリューションである。

ビジネス活動並びにIPを保護するための独自コンパイラを提供している。言語レイヤーを持つことにより、エンジニアは体系的に開発ができ、用意されたビジネス・シナリオのライブラリによって、開発のスピードアップも計れる。

言語とは、知恵と信頼を伝える人間のツールである。強力かつ無限であり、柔軟である。人間は言語によって他者から知恵を獲得してく。他の生物が持ち合わせていないもの、それが言語である。

マシンと会話するにも言語が必要である。システムに対しエラー無し、かつ誤解をしないで完璧に対峙しようとするのは”バベルの塔”のデジタル版とも言える。全ての人々は遅かれ早かれシステムやロポットと向き合うことになる。デジタル化が進歩と富の源になるのだから、マネージャー、弁護士、会計士はエラー知らずのブロックチェーン・コードを自ら書ける必要性に迫られるであろう。

言語とブロックチェーンは完璧な組み合わせ。言語は知恵や信頼を伝達する。ブロックチェーンは透明性ある形で安全にデータを保全し、管理する。つまり信頼を提供している、と言える。UBLは、あらゆるブロックチェーン・システムやマシンの上で動作する強力なものである。

特徴ある商品、UBL

我々はユニークな、数学的翻訳機能を基にした自然言語を提供する。新しい手法により、翻訳が100%正しいことを保証する。現状競合はいない。

UBLはユニークかつ簡単な2つのステップがある

第1のステップは、コンパイラに自然言語をインプットし、弁護士、マネージャー、立法に携わる人、会計士たちが容易に認証並びに正誤確認できるようにした。第2のステップ:UBLはブロックチェーン上で(JAVAの様に)コンパイルできる。公認された数学によってプルーフが成される。

どんな仕組みか?UBLは、言語から言語を数学を用いて翻訳する。例えば、二つの言語、ドイツ語と日本語。これら言語には独自の意味論、文法、オントロジーがある。そこで言語が成立する数学的方式を双方の言語間で作ってみる。この方程式は翻訳が常に正しいかどうかを証明してくれると考えてもいいだろう?Google翻訳にはエラーがつきものである。Google翻訳は、AIを使って答えを推測するというパラダイムを持ってしまった。UBLのエラーの無い方程式は、エラーを未然に防ぐブロックチェーンには極めて有用だ。

UBLはビジネスの傍にいる。UBLはブロックチェーンにおけるビジネス向けの言語である。UBLはコンパイルされると、イーサリアムやCordaのようなブロックチェーン上で実行可能なコードとなる。スマート・コントラクトを作成する際はビジネス・モデルの部分に9割近くの労力が割かれる。これらの作業は専門家である弁護士、立法に携わる者、会計士たちによって行われるべきものであり、さらに言えばスマート・コントラクトに最終的な責任を持つ経営者やマネージャー自身が関与する部分である。

UBLはEU法に接近している

マルタの様な”アジャイル”な国々は早晩数学的コンパイラや言語を構築し、要求してくる。最新のマルタにおけるブロックチェーン法は、ロジックに基づいた自然言語を認めている。法廷はUBLを認めている、なぜならそれは(AIではなく)検証可能な一階述語論理の記述であるからだ。古代ギリシャの人々は論理と法に関した素晴らしい著書を残している。我々は純粋数学を読解しやすくしている。ブロックチェーン上のコンピュータ言語は、弁護士、立法に携わる者そして会計士たちに、コンプライアンスに関する諸問題を解決するツールとして必要とされている。マルタでの次(5つ目)のブロックチェーン法では、立法に携わる者のツールとしてブロックチェーン上のコンピュータ言語が決定されることになっている。マルタはEUのメンバーであり、従って他のEU諸国はマルタ法廷での判決を認めなくてはならず、必然的にデジタル言語のデファクトを作っていくことになるだろう。法の如何に関わらず、エラーのないロジックというものは否定されにくい。








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