ひろと

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正…

ひろと

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

最近の記事

エッセイ 旅行中に美味しいコーヒーを飲むために 2024年9月14日

毎日自分でコーヒーを淹れているコーヒーの好きな人が旅行中も美味しいコーヒーを飲むためには何が一番大切か。 コーヒー豆はいつも使っている自前の豆を持ってきていることを前提とする。 さてコーヒーを淹れる時のパラメーターは 3つある。 豆の量とお湯の量の割合、お湯の温度、抽出時間である。 結論から言うと最も大切なのはお湯の温度である。 豆とお湯の割合は薄すぎるとどうしようもないので、少し濃いめで抽出するのをやめて、あとは味を見てお湯入れて調節すれば良い。 抽出時間はいつも

    • 便利になった旅行と不安の関係 2024年9月14日

      高校生の夏休みに、能登半島を大阪から1週間かけて友達と2人で自転車で一周したことがある。持っていたのは5万分の1の道路地図帳で、天気はラジオの定時天気予報を頼りにした。宿泊場所は、Googleマップで確認することもできなかったので、夕暮れ時に適当な広場を見つけて野宿をした。テントは持っておらず、エアマットと寝袋だけで寝ていた。食事は全て外食か、雑貨屋でパンを買って済ませた。 楽しい思い出しか残っていないが、おそらく当時は様々な不安があったと思う。例えば、雨が降ったらどうしよ

      • 認知症にならないための苦行としての散歩 2024年9月14日

        サイクリング旅行で公営のキャンプ場を泊まり歩いている。キャンプ場は大きな公園の中にあることが多い。朝日や夕日を見るために公園のベンチでぼんやりしていると、散歩する多くの市民を見かける。 その中のかなりの割合の人たちが黙々と歩いていて、まるで苦行僧のようである。歩く目的が多分、認知症や寝たきりにならないために歩いているからだろう。つまり、快を追求するのではなく、不快を逃避するために歩いているのである。つまり、義務として散歩をしているのだ。これでは楽しくなるはずがない。 楽し

        • 思いつき 意識の起源 2024年9月13日

          考える余裕がないが思いついたので、とりあえず書いておこうと思う。 人は意識している全てのものに意味付けをするが、その理由は世界を納得したいからだと思う。なぜ世界を納得したいかと言うと、安心したいからだろう。つまり不安を減少させたいのである。不安を減少させるために意味づけを行う。 この動機も意識を生み出す原因の一つになると思う。

        エッセイ 旅行中に美味しいコーヒーを飲むために 2024年9月14日

          エッセイ テントを持って旅行すること2024年9月12日

          いホテルに泊まると部屋が狭く、あまり居心地が良くない。もちろん、自然を感じる雰囲気ではない。ゲストハウスは旅行者との交流が楽しみだが、やはり自然との親和性は高くない。それに比べると、テント泊はそもそも街中から離れているし、部屋の中でじっとしているわけにもいかないので外に出ざるを得ない。おのずと自然に触れることになる。 しかし、テント泊の困ったところはどこにでもテントを張れるわけではないことだ。その点キャンプ場での宿泊はとても快適である。人目を気にせずテントを張れ、洗濯物も干

          エッセイ テントを持って旅行すること2024年9月12日

          エッセイ 川土手の生き物たち 2024年9月9日

          利根川の支流、渡良瀬川、そのの支流である思川のキャンプ場で数泊過ごしているが、その主な目的は天気の回復待ちである。なので、日中はすることもなくブラブラ散歩したり、暑いのでテントサイトでじっとしている。 テントサイトでぼんやりしていると、いくつかの生き物たちと親しくなった。 ハグロトンボ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C 羽化後、若

          エッセイ 川土手の生き物たち 2024年9月9日

          サイクリング 栃木県栃木市 2024年9月9日

          15時までは晴れていたのに、16時に曇り始め、30分後には豪雨になった。ゲリラ豪雨警報か注意報も出た。降雨直前から管理棟でシャワーを浴びていた私は、豪雨の中テントに戻った。20年以上前に型落ちで買ったモンベルのムーンライトの劣化したテントのシートには、床に水たまりができていた。拭いても拭いてもシートから水が染み出してきた。この分だと今日は寝れないかもしれないと思った。 しかし幸いなことに、30年以上前に買った、これも防水のためのシールテープが剥がれたゴアテックスのシュラフカ

          サイクリング 栃木県栃木市 2024年9月9日

          エッセイ 擬態 2024年9月8日

          ャンプサイトでぼんやり座っていると、足元からアリが登ってきた。よく見ると動きが少し変である。俊敏すぎるのだ。よく見ると脚は3対あって触覚もある。それでも動きが変なので、よーく頭部を見ると大顎もちゃんとある。 こんな変な動き方をするアリもいるのかと思ったが、念のために強く息を吹いて飛ばしてみた。 すると、糸を出して宙ぶらりんでぶら下がっている。 クモであった。 基本的に、昆虫が生き物に擬態をする理由は捕食者から逃れるためである。このクモがアリに似せていたのは、アリの強力

          エッセイ 擬態 2024年9月8日

          サイクリング 栃木県都賀町 2024年9月7日

          酷暑の中、自転車をこいで頭がクラクラしていたので今日は休養日である。 何気なく自転車を見ていると、後輪用の荷台のネジがひとつ外れてなくなっている。もう片方も緩んでいて、これが外れたらサイドバッグが2つとも落ちてしまうところだった。他の部分も見直してみると、前輪のブレーキシューがすり減って金属が出そうになっている。これは予備を持ってきたので早速付け替えた。 マップで調べてみると、近くにホームセンターのコメリがあったので、昼から買いに行った。 目的のビスとナットはすぐに見つ

          サイクリング 栃木県都賀町 2024年9月7日

          エッセイ 休日の子供との過ごし方 2024年9月7日

          サイクリング旅行での宿泊先を調べていると、青少年育成センターが提供しているサービスのことを知った。当該市町村に住む子育て家族なら、格安でキャンプができるサービスである。 私が今キャンプをしているツガ公園キャンプ場には、簡素だけれど無料のバーベキュー広場があって、若い家族連れが子供を連れて楽しんでいる。 私が仕事をしていた頃は、子供を連れてこのような施設を利用する心の余裕がなかった。 親がお金を稼ぐことももちろん大切な仕事だが、最も大切なことは子供を大切にして育てるという

          エッセイ 休日の子供との過ごし方 2024年9月7日

          とりあえずサイクリングに出た 2024年9月6日

          9月4日から東北地方を回るサイクリングに出た。初日は久しぶりに自転車に乗ったということもあって非常に疲れた。大型トラックが横を通るのでまだ慣れず、緊張のため昼飯は食べられなかった。荷重が20キロ増えただけで、こんなに自転車の操作が難しくなるとは思わなかった。元から調子の悪かった前輪のベアリングも音を立て始めている。 宿泊兼水場確保を予定していた公園のトイレも夜は閉鎖されてしまい、予備で選んでいた公園に行った。 翌日は道の駅 思川(栃木県 小山市)で泊まった。管理者が常駐し

          とりあえずサイクリングに出た 2024年9月6日

          エッセイ 人類異星移住計画 2024年9月3日

          あと50年後だか100年後だかは分からないが、気候変動に翻弄された人類の一部は必ず地球の外に活路を見いだそうとするだろう。 どれくらいの時間をかけて到着し、どれくらいの量を運べるかはわからないが、移住先は酸素を確保するためにドームに囲まれた空間になるだろう。 さて、何を持っていけるのだろう。発電機や酸素製造機は不可欠だろうし、Androidも連れて行くだろう。製造機械も必要だろう。 機械が壊れた時はAndroidが修理してくれるだろう。しかし、部品が摩耗して使えなくなった時、

          エッセイ 人類異星移住計画 2024年9月3日

          エッセイ サイクリング 2024年9月3日

          テントを持って自転車で東北地方を2ヶ月ほど旅行しようと思っているのだけれど、大きな台風(10号サンサン)が日本を縦断した後も天候が回復せず、家に閉じ込められている。 それで、ついついGoogleマップを開いて、どこに泊まろうかなどと見てしまうのである。水は必須なので公衆便所がどこにあるかとか、安いキャンプ場はどこにあるかなどと探してしまう。 建築が好きなので、とりあえずの目的は歴史的な建築物を見ることにしているが、それは移動するための言い訳に過ぎない。空に浮かぶ雲や、朝日や月

          エッセイ サイクリング 2024年9月3日

          エッセイ 感情を呼び起こす曲という缶詰

          十代のころ、森田童子の曲をよく聞いた。今でもたまに聞くと、その歌詞に心を揺さぶられる。しかし、心を揺さぶられながらも、なぜ20歳前後の若者の歌詞が60歳を超えた私の心を打つのだろうか、と思う。例えば、「さよなら僕の友達」は23歳の時の作品である。私がよく聞く「僕と観光バスに乗ってみませんか」は24歳の時の作品である。中年になってからの私は、20歳前後の歌手の歌詞を聞いて深く感動するということはなかった。時代によって表現法が違うので心に入ってこないというのもあるだろうし、私が音

          エッセイ 感情を呼び起こす曲という缶詰

          エッセイ ザックを背負って歩くこと 2024年8月28日

          先日、夜行バスに乗って関西から東京に戻るために、重いザックを背負って夜道をとぼとぼ歩いていた。宿泊地から地下鉄の駅までの15分、駅に着いてからバスターミナルまでの15分、汗をかいて歩くのかと思いながら歩いていた。 しかし、これからも何十回と同じことをするんだろうなと思った。これはそのうちの1回にすぎない。今日バスターミナルに着いたからといって終わるわけではなく、これからもずっと続く行為なのだ。見方を変えれば、人生でザックを背負って歩く回数が決まっていて、今日そのうちの1回を達

          エッセイ ザックを背負って歩くこと 2024年8月28日

          続々 葛藤について 仮説 意識の起源 2024年8月28

          防衛機制と認知的整合についてごちゃごちゃ書いてきたが、まとめると以下のようになると思う。 防衛機制 葛藤が生じた時、社会規範側、不快側で解決する無意識の働き。欲動側、快側で解決すると社会生活を営めないような欲望を対象にする。 認知的整合 葛藤が生じた時、快側で解決する無意識の働き。社会を破壊するような欲望ではないので、快側での解決が可能。周囲には何らかの不快を与える可能性がある。 つまり防衛機制は不快側で解決、認知的整合は快側で解決する。 ところで、認知的整合が生

          続々 葛藤について 仮説 意識の起源 2024年8月28