見出し画像

「サッカーというスポーツは1人ではない」

みなさんは忘れられない試合、出来事がありますか?

僕は中学3年生の頃の総体が忘れられません!トーナメントの一発勝負で負ければ引退。県大会まであと4勝で迎えた2回戦。後半残り5分まで1対1の同点。しかし、ここで審判の誤審によりPKをとられる。優勝候補だと言われていた僕達メンバーはほとんど諦めかけていた。しかし、GKはPKを止めた。入学当初はキャッチ、キックもできなかった選手がチームの危機を救う。そして残り2分の場面でシュートのこぼれ球を仲間が決める。この決めた選手も技術は全くないし、いつも泥臭いプレーでチームに多々迷惑をかけていた。しかし、この選手は嫌な事を文句1つ言わずこつこつ頑張っていた。泥臭いスライディングでゴールを決めた。もちろん、この2人だけでなくこの仲間が居なければ、今の自分はないのです。高校、大学と行けていないかもしれません。

今、この環境でいれるのは仲間のおかげなのです。もし、あのPKの時、自分がGKなら止めれているのか?あのこぼれ球の場面で決めれているのか?彼ら二人だから出来たのかもしれない。自分1人ではあの場面を乗り越えることは出来なかったと思います。だからサッカーは1人のスポーツではないのです。自分が11人いれば強い…そんなことこの世の中ではできませんし、人それぞれの良さがあり、合体されるからチームができるのだと思います。サッカーというのは自分勝手では大事な時に神様は味方してくれません。実際にこのようなチームは多々見てきました。だから弱小だった僕達は努力を惜しまず県大会3位という実績を残すことが出来たのだと思います。

サッカーだけでなく全てのスポーツも同じだと思います。例えば、陸上の日本代表選手は個人では勝てない、リレーのチーム戦なら勝てる!それがなぜだか分かりますか?個人だと外国人選手の方が生まれつき能力は高い!しかし日本代表はバトンパスで他国と差を付けているのです!外国人選手は足が速いのでバトンパスより走る方を優先して強化しがちなのですが日本代表選手が足の速さに勝るのは正直厳しいのでバトンパスを強化してチーム力で他国に勝るようです。これも仲間の大切さだと思いませんか?1人では勝てないがチームなら勝てる!これが日本人の良さでもあるのです!サッカーと同じく陸上などのスポーツも1人ではないのです!

それに今サッカーやスポーツが出来ているのは誰のおかげか。この筋肉を作っているのは誰のおかげか。親が料理を作ってくれるおかげです。親の料理が自分の筋肉を作る。試合会場まではどうやって行く?交通機関の運転手がいるから会場までいけるのです。この世界は1人では出来ないことばかりです。何もかもが1人ではないのです!

今この環境でいれるのは仲間のおかげです。今もこの仲間が自分の体を支え続けてくれています。土台となってくれているのです。

1人では何もできなかった自分、普段はありがとうとなかなか素直に言えない僕なのですがこの仲間たちには本当に感謝していますし、仲間の大切さ、サッカーの楽しさを伝えてくれたのは間違いなく彼ら仲間です。

                   「  本当にありがとう! 」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?